おもちゃ業界最大の商談専門見本市『おもちゃビジネスフェア2026』が15日と16日、東京・産業貿易センター台東館で開催された。昭和の名作玩具『チクタクバンバン』(メガハウス)の復刻版が展示され、懐かしさに足を止める人で賑わいを見せていた。


 1981年に発売、昭和を代表する名作玩具として親しまれた対戦型パズルゲーム『チクタクバンバン』。新要素を加えた「令和進化版」として4月下旬に発売される。

 同商品は、道筋がついたパネルをスライドさせて、チクタク(目覚まし時計キャラクター)の進む道がとぎれないようにパネルをつないでいく対戦型パズルゲーム。プレーヤーは順番にパネルを動かし、自分の番でチクタクが進めなくなったプレーヤーが負けとなる。ルールはシンプルながら、パネルの配置を考えている間にもチクタクが迫ってくる「ハラハラドキドキの緊張感」や、自分以外のプレーヤーが不利になるようパネル配置を考える「対戦型ならではの駆け引き」に醍醐味がある。

 今回のリニューアルでは、従来にはなかったゴールパーツや円形のパネルを新たに追加し、ゲームモードを2種類に拡張。遊びの幅を広げた「令和進化版」として生まれ変わった。

 昨年メガハウスは、ブタ型のマスコットをラケットとして使用し、バドミントンのように羽根を飛ばし合う、スポーツ系アクションゲーム『ブタミントン』を再販した。

「昭和レトロが新鮮に受け入れられる今、弊社が昨年復刻した『ブタミントン』のように、かつての遊びを我が子と共有したいという親世代のニーズが高まっています。デジタル時代だからこそ、対話や空気感を共有できる“超アナログ”な体験が親子にとって新鮮な喜びとなり、支持されています」

 また、スマホ1つで手軽に繋がれる今、あえてメーカーとして「その場に集まって遊ぶこと」「アナログならではの価値」を提案したいと言う。

「画面越しでは伝わらない、対戦相手の息遣いやその場の緊張感。同じ空間にいるからこそ共有できる“熱量”があります。
対面だからこそ見える表情やとっさの反応、声にならない空気感。デジタル時代だからこそ、親子や友人と顔を合わせコミュニケーションを取ることで、対面でしか味わえない体験や遊びの本質的な喜びがあります。昭和100周年を迎える今年、昭和の名品を復活させる動きは非常に大きな意義があると考えています」
編集部おすすめ