この日は三山のデビュー日でもあり、本人は「今日から18年目が始まる」と節目への思いを語りながら「歌の世界で1日も休むことなく、常に精進を続けてきたので、声の続く限りしっかりといつまでもやっていきたい」と力を込めた。毎年恒例となっているリサイタルについては、「1年間、練りに練ってきた構成でございますので、ぜひとも楽しんでいただきたい」と意気込んだ。
本編の見どころとして三山が挙げたのは、自身が新たに創り出した“落語歌謡”第3弾「藪入り」。落語を学ぶ中で得た知識や経験を歌謡曲に生かす試みとして取り組んでいるもので、今回は人情話を題材にした同作を初披露した。
さらに、DJ KOOとのコラボ曲「KENDAMA DO DANCE!」も初披露。三山は「けん玉が好きすぎて作った1曲」と紹介し、今回初めて譜面を作り、バンドとともに披露する形になったことを説明。楽曲内では自身がラップにも挑戦しており「忙しいですけど楽しいです」と笑顔を見せた。
6月24日発売の新曲「鳴門海流」については、「演歌というものに真摯に、真っすぐ向き合った作品」と表現。これまでの活動の中でさまざまな楽曲に挑んできたうえで、「歌の部分をさらに深めていこうという思いで作った1曲」と語った。
衣装には、三波春夫さんから譲り受けた着物も使用。三山は「着物の柄であったり、色使いであったり、本当に特徴がある」と話し、その息づかいを感じながら、「衣装でも楽しんでいただいたい」と語った。
この日は大雨の影響により、来場を断念したファンもいたという。
リサイタル本編では、自身のオリジナル曲を中心に構成。新曲「鳴門海流」や「藪入り」「KENDAMA DO DANCE!」のほか、「花とサムライ」では歌唱しながらドラム演奏も披露。長編歌謡浪曲「俵星玄蕃」も約3年ぶりにコンサートで披露し、集まった1800人を楽しませた。


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