俳優のトム・ホランドが主演する映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』(公開中)が、公開7日間で全世界興行収入11億5000万ドル(約1820億円※8月6日付、1ドル=157円換算)を突破した。『トイ・ストーリー5』を抜き、2026年公開作品の世界興収1位に立ったという。あわせて、ホランド自らが一人称視点のアクションを撮影する舞台裏を収めた特別映像が解禁された。

 配給元の発表によると、本作は日本で公開初日に興行収入5億6000万円を超え、2026年公開の洋画作品で最高のスタートを記録。全米では公開3日間で約3億6009万ドル(約576億円)に達し、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を上回る歴代最高のオープニング興収となった。

 本作では、愛する人を守るため、世界中の人々から自分の存在を消し去ってから4年後のピーター・パーカーを描く。孤独なヒーロー活動を続けるピーターに、未知のDNA変異という“内なる脅威”と、ニューヨークを襲う新たな敵が迫る。

 アクション場面では、デスティン・ダニエル・クレットン監督が掲げた「観客がスパイダーマンと一体になれる映像体験」を実現するため、一人称視点を多数採用。ホランド自身が、特注カメラを装着して撮影に臨んだ。

 使用されたのは“リアルト”と呼ばれるカメラ。解禁となった映像でホランドは、「カメラを搭載した重いヘルメットをかぶる。カメラは額の位置から下向きに撮り、ミラーを介すことでPOV(一人称)映像になる」と仕組みを説明。「クールな視覚効果だ。スパイダーマンの気分で映画を楽しめる」と語っている。

 スパイダーマンのスーツに加え、このヘルメット式のカメラを装備したトムが自らアクションシーンを演じることで、クモの糸でNYの街を縦横無尽にスイングするシーンや、街の平和を脅かすヴィランとの緊迫した戦闘シーンなどがスパイダーマンの視界から映し出され、抜群の没入感を生み出している。日本刀や手裏剣を武器に襲い掛かる忍者集団との激しい戦闘も、まるでスパイダーマンになったかのような体験をすることができる。

 アクション制作には、『ポリス・ストーリー/香港国際警察』や『酔拳2』などの名作を手がけたジャッキー・チェンのスタントチームも参加。ジャッキー本人も撮影現場を訪れたという。また、犯罪者を超人的な動きで制圧するスパイダーマンの戦闘シーンの一部は、ゲームから着想を得た動きも取り入れられている。

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