中国・韓国で話題の小説 『十六夜膳房(いざよいぜんぼう)』が、中村蒼主演で実写ドラマ化され、10月期の日本テレビ系月曜プラチナイト枠「ドラマDEEP」にて放送されることが決定。共演者として渋谷凪咲と秋谷郁甫の出演も明らかとなった。


 原作は、毛無(マオ・ウー)による同名小説。SNSフォロワー100万超のStoryBookにて「地獄膳房」シリーズとして連載されたもので、連載期間中に累計閲覧数1億回を突破し、読者数は600万人を超えるなど書籍化される前から注目を集めた。2017年に中国にて書籍を出版、2019年には韓国でも翻訳出版され、発売後は人気アーティスト「BTS」のVが「人生の一冊になる」とメンバーに紹介したことで話題に。日本でも11月に出版されることになり、小説の著者・毛無が、現在日本テレビの社員ということもあり、今回世界初の映像化が決定した。

 物語の舞台は、亡くなった人が死後訪れる黄泉の世界。そこには、現世に残した後悔や未練を手放すための最後の一皿を振る舞う「黄泉の食堂」がある。毎回の客(死者)を料理と言葉で癒やしていく、切なくてほろ苦いヒューマン・グルメ・ファンタジー。主人公の料理人・孟婆(もうば)を日テレドラマ初主演となる中村が演じ、食堂を仕切る白猫の声を渋谷が担当、食堂を統括する閻魔王を秋谷が演じる。

 “孟婆”とは、中国の伝承では記憶を忘れさせるスープ“孟婆湯(もうばとう)”を飲ませるお婆さんだが、今作では男性となっている。毎回訪れる様々な後悔を抱えた死者を、おいしい料理と優しい言葉で包み込み、来世へと送りだす役どころだ。温かい空気感と包容力が魅力の癒やしの料理人を、持ち前の穏やかさと確かな表現力で演じる。

 食堂を取り仕切るしっかり者の白猫・白無常(しろむじょう)がメインキャラクターとして登場。
生成AIで実際に話しているように動く白猫の声を、俳優として数々の作品に出演し、昨年、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した渋谷が担当。のびのびとした関西弁で、ワガママ・毒舌・姫気質の白無常をチャーミングに表現。

 秋谷が演じるのは、日本とはひと味違う食堂を統括する“閻魔様”。 “閻魔様”といえば、日本では、天国に行くか地獄に行くかを判定するイメージが一般的だが、今作の閻魔王(えんまおう)は、パンクロッカーの風貌に軽い語り口のキャラクター。連続ドラマ『良いこと悪いこと』、『人間標本』などに出演し、『仮面ライダー』最新作では主演を務める秋谷が、自由で明るいお調子者の閻魔王を魅力的に演じる。

 3人のほっこりする軽妙な掛け合いも本作の見どころのひとつとなっている。

【登場人物紹介&出演者コメント】
■孟婆(もうば)/中村蒼
黄泉の食堂の主。料理人。
毎晩、客(死者)のために“最後の一皿”を振る舞い、その魂を見送っている。
穏やかで、すべての命を愛し尊ぶ。
実は、自分が何者なのか分からないまま、100年もの間、この世界にとどまっていて…。
<コメント>
私の演じる孟婆がいる黄泉の食堂には、生前、間違った選択をした人、愛する人に思いを伝えられなかった人など後悔や愛情、喪失を抱えた人がやってきます。

今回の脚本を読んだ時、多くの人が人生に何かしら後悔を抱えているのではないかと思いました。ご多分に洩漏れず私もその一人です。
でも人間はとても複雑で後悔や失敗も含めてその人の一生なんだと思います。だからこそ『自分の人生捨てたものじゃない』と改めて価値を見いだすきっかけとなる作品になったら良いなと思います。

■白無常(しろむじょう)/渋谷凪咲(声)・雪
白猫。黄泉の食堂のバイトリーダー的存在。
客(死者)の生前の情報や食事に関する思い出を収集し、資料にまとめるのが仕事。
ドライで、マイペース、自己中心的だが憎めない。閻魔王には塩対応。
<コメント>
この度、猫の白無常役を演じさせていただきます渋谷凪咲です。オファーをいただいた時は猫の役と聞いて、ちょっぴり驚きましたが、元々猫を飼っていて大好きだったのでとてもうれしく、小学生の頃は毎日猫に生まれ変わりたいと思っていたので、同時に夢もかなってわくわくしています!作品のテーマは亡くなった方が訪れる死後のお話ではありますが、生涯の忘れられない食事を通して、人生の美しさや輝きに気づかせてくれる作品です。ファンタジーの世界に浸りながら、皆さまにとっての大切な食事も一緒に感じていただけたらうれしいです。
よろしくお願いいたします!

■閻魔王(えんまおう)/秋谷郁甫
3000もの黄泉の食堂を統括するエリアマネージャー的存在。
いわゆる“閻魔様”のように、人生の判定はしない。
明るいお調子者。白無常をこよなく愛し、つれなくされても、めげない。
<コメント>
閻魔王を演じさせていただきます。秋谷郁甫です。
ビジュアルからも感じていただけるほど、パンクな閻魔王!
一つの見方にとらわれず、軽やかでチャーミングな閻魔王ですが、中村さん演じる孟婆と、渋谷さん演じる白無常を見守らせていただいております。
とにもかくにも、楽しく演じながら、作品を盛り上げる1人になれたらうれしいです!
楽しみにしていて下さいませ!

【原作者・毛無(マオ・ウー) コメント】
原作者の毛無です。
この物語は、2015年、中国の医学部時代にICUで数々の命が散っていく最期に立ち会った経験から生まれました。人生の終わりに人がいちばん食べたいと願うものは、フォアグラでもフカヒレでもありませんでした。ワンタンや、甘酸っぱいりんごなど、そのほとんどが、人生の大切な思い出と結びついた食事だったのです。
中国には「十五的月亮十六圓(満月は十五夜ではなく、十六夜にこそ本当に円くなる)」という言葉があります。
悔いの残る人生こそ、円満な人生。その思いを込めて、この作品を『十六夜膳房』と名づけました。
『十六夜膳房』は2017年に中国で出版され、2019年には韓国でも翻訳出版されました。けれど当時は花開くこともなく、小説家として食べていけないと感じた私は日本に渡り、日本テレビに入社して、大好きな「月曜から夜ふかし」などの制作に携わり、これ以上ないほど満ち足りた日々を過ごしました。
転機は突然、訪れました。日本テレビでのドラマ化が実現したのです。現代の中国小説がリメークではなく直接ドラマ化されるのは、とても珍しい試みだと聞きました。
中国で私を応援し、この一冊を世に出してくれたStoryBookの皆さん、ポプラ社の皆さん、そして10年間この小説を読み続けてくださった皆さん。感無量です。
ドラマの制作チームは、私が全力で信頼する仲間たちです。原作者として、これほどうれしく心強いことはありません。
『十六夜膳房』は中国の民俗と神鬼をめぐる物語で、日本の皆さまには少し遠い文化かもしれませんが、食と愛は天下大同です。

私も一視聴者として、ドラマ『十六夜膳房』の食と愛に包まれる日を、楽しみにしております。
感謝感激、謝謝(シェシェ)です。

【日本テレビ プロデューサー・鈴間広枝 コメント】
会社の後輩・徐ちゃんが、こんなに素敵な小説を書いていたなんて!中国の原作を読みながら、何度も何度も胸がきゅっとなり、目頭が熱くなりました。欠点も失敗も後悔も、人生ごと包み込み肯定してくれる。そんな主人公・孟婆を中村蒼さんが演じて下さることになり、本当に心強く嬉しく思います!そして、渋谷さんが話すキレッキレの関西弁の白無常が、秋谷さん演じる閻魔王にツッコむ場面は、きっとほっこりすること間違いなしです。このあと発表になる食堂の仲間たちや毎回のゲストにも、本当に素敵な俳優の皆さんが集まって下さっていて、今からワクワクしています。
素晴らしいキャストの方々と共に、スタッフ一同、力を合わせ、丁寧に大切にお届けいたします。秋の夜長、この作品が、皆さまのほんの少しの息抜きに、明日を頑張るちょっとした活力になれたら幸いです。

【番組概要】
ドラマDEEP「十六夜膳房(いざよいぜんぼう)」
10月12日(月)スタート 毎週月曜 よる12時24分~
日本テレビ系全国ネット 月曜プラチナイト
出演:中村蒼 渋谷凪咲 秋谷郁甫 ほか
原作:毛無『十六夜膳房』(ポプラ社)
音楽: Jun Futamata
脚本・演出:狩山俊輔
演出:保母海里風
制作:関根龍太郎
プロデュース:柿野寛将
プロデューサー:鈴間広枝 市山竜次(オフィスクレッシェンド)
制作協力:オフィスクレッシェンド
製作著作:日本テレビ

「ようこそ、黄泉の食堂へ」
十六夜(いざよい)とは、満月の次の日、わずかに欠け始めた月のこと。
人は亡くなると、『黄泉の食堂』へと導かれます。
そこには、孟(もう)婆(ば)と呼ばれる料理人がおり、
死者は“人生で最も忘れられない料理”を注文します。
人生は十六夜のように、不完全。

後悔や未練はつきものです。
孟婆は、その一皿で死者を癒やし、
後悔や未練、しがらみから解放し、彼らを来世へ旅立たせます。
これは、どこか欠けた不完全な人生を、最後に料理で満たす物語。
中国・韓国で話題の人気小説を、世界初の映像化!
切なくてほろ苦いヒューマン・グルメ・ファンタジー開幕!
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