俳優の
佐々木希(38)が3日、東京・代官山 蔦屋書店でフォトエッセイ『Natural』(講談社)発売記念会見を開いた。
発売の心境を問われると「心からうれしく思います」と笑顔。
芸能生活20周年を記念した初のフォトエッセイ。「ここまで20年やってこられたのは昔の私からすると奇跡だと思います」と明かしながら「20周年の節目に『Natural』というフォトエッセイを発売することになって本当にうれしいです」と喜んだ。周囲の反響も。「『ここまで話しているんだ』と言っていただけました。インタビューでもNGなしで、ありのまま今の思いをたっぷり語らせていただいた。(内容が)詰まっていると思います」とアピールした。
デビューしてからの20年を振り返ることに。「20年って、長くもあり、短くもあり、一言では言い表せない」としみじみ。「本当に周りの方に支えていただいて、ここまで来られたと改めて思います。自分一人じゃ、ここまで来られなかったと思いますし、皆さんに感謝する年だと思いました。本当にありがたいことです」と感謝の思いを語った。苦労したことも。
「本当にたくさんのことがあって、一つに絞るのは難しいことではあるんですけれども…。芸能界に入った当時は苦労した。秋田の大自然から、いきなり東京に。東京の生活に最初はなじめなくて…。お仕事させていただいても、秋田弁が抜けなくて、何度も注意されたことがありました。『ゴミを投げる』とか秋田弁では言うんです。バイバイも『まずな~』と言って、みんなの『?』の顔が焼き付いてます。その時はつらかったですけど、今思えば楽しいエピソードだなと思います」と笑いながら懐かしんでいた。
「希望を持って生きてほしい」そんな願いを込め、父親から「希」と名づけられた佐々木希。生まれ持った容姿や能力にあぐらをかかず、地に足のついた覚悟のある生き方の背景には何があるのか。中学生のときの初めての挫折やつらい現実、上京後の孤独や第二次反抗期。「芸能界は向いていない」と辞めようと思っていた時のこと。
俳優という仕事へのやりがいと魅力、結婚と「人生でいちばん幸せ」を感じた出産。夫婦のこと、家族のこと。本書は、「ありのまま」の佐々木希を伝えるために、飾らず盛らず、幼少期からのプライベート写真や撮りおろし写真とともにつづる。プライベートでは2児の母の佐々木が「ここまで率直に自分のことを話したのは初めて」と語る一冊となった。