連続テレビ小説『ブラッサム』は、明治・大正・昭和の時代を駆け抜け、自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルに描かれる物語。楽曲制作にあたり、主人公のモデルとなった宇野千代を敬愛する小説家・綿矢りさが、原作小説「桜(はな)の命は不滅なり」を書き下ろした。綿矢は『蹴りたい背中』『私をくいとめて』『パッキパキ北京』などの代表作で知られる。
楽曲「咲き誇れ」は、山口県岩国市出身の作家・宇野千代の人生に強く影響を受け、同じく山口県出身のAyaseが、宇野千代の生家やゆかりの地へ自ら足を運び、その生涯に思いを馳せながら書き下ろした一曲。YOASOBIとして初となるオーケストラレコーディングを実施したほか、コーラスやストンプ、クラップも生録音にこだわり、宇野千代の人生を描き出すような壮大さと華やかさを兼ね備えた仕上がりに。多くのミュージシャンによる生音が重なり合い、これからどんな一日が始まろうとも、その一歩を力強く後押ししてくれるような楽曲となっている。
ミュージックビデオの総監督を務めたのは、YOASOBIの原点となった楽曲「夜に駆ける」のほか、「ツバメ」のミュージックビデオや最新EP『THE BOOK for,』のアナログレコードのジャケットイラストを担当するなど、かねてよりYOASOBIのクリエイティブを支えてきたアーティスト・藍にいな。共同監督を人気アニメシリーズの演出家である刈谷暢秀が務めた。全編アニメーションで描かれ、原作小説「桜(はな)の命は不滅なり」、そして連続テレビ小説『ブラッサム』の主人公のモデルとなった宇野千代の人生から着想を得た、ストーリー仕立ての映像となっている。
宇野千代の生涯から受け取った、楽曲に込められたメッセージ。出会いと別れを繰り返しながら変わっていく人生。そして紆余曲折がありながらも、喜びも悲しみも抱きしめて力強く進んでいく姿。それらを、緻密かつ鮮やかに咲き誇る満開の桜とともに、ダイナミックでしなやかな彩色で描き出した、見応えのある映像に仕上がっている。


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