11月13日に公開を迎える映画『負けへんで』の完成披露上映会が14日、作品の舞台となった大阪で行われた。主演の俳優・内野聖陽をはじめ北村一輝、本木克英監督が大阪市内の劇場に登場した。


 2019年に大阪の不動産デベロッパー社長・山岸忍氏の身に起きた事件を、本人がつづった同名手記(文春文庫)をもとに映画化。身に覚えのない罪で逮捕され、地位や名誉、自ら築いた会社まで失った藤堂繁(内野)が、弁護士チームとともに完全無罪を勝ち取るまでを描く。

 満席の観客から大きな拍手で迎えられた3人。内野は「無事に今日を迎えることができました。監督から2年前にお話をいただいて、この事件のことは存じていませんでしたが、原作を読ませていただいて、こんなに怖い話があるんだと思いました。社会派エンターテインメントに仕上げるんだと監督が強い思いを打ち明けてくださって、参加させていただきました」と、本作に参加することになった経緯を語った。さらに、「この事件をよくご存じの大阪の方、関西の方にどのように感じていただけるのか、不安でもあり、期待も感じています」と、公開を前にした率直な心境を明かした。

 北村は「松本若菜です(笑)」と、体調不良のため欠席となった松本の名前を出し、「若菜ちゃん目当てで来られた方には申し訳ありません。皆さまに楽しんでいただけるようなお話をしたいと思っております」と、観客を気遣う場面も。一方、本木監督は「この作品の舞台になった場所で、初めての試写ができることをうれしく思っております」と、撮影地である大阪での舞台あいさつに特別な思いをにじませた。

 松本については、14日に映画公式Xで体調不良のため欠席することが伝えられていた。
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