俳優の堺雅人が主演するTBS系日曜劇場『VIVANT』(毎週日曜 後9:00)の第21話が18日に放送され、歌舞伎俳優・市川笑三郎が演じる別班員・高田明敏が、中国側の裏組織「シンシー」の工作員・周浩然(リンリン)に復讐を宣言する場面が話題を集めた。中国語による迫力満点の長ぜりふにSNSでは絶賛の声が相次いだ。
市川は同日放送のTBSラジオ『VIVANT 悪役会議室』で、せりふの練習に約3ヶ月を費やしたことを明かした。

 ※以下、ネタバレを含みます。第21話では、シンシーと地元警察に包囲され、窮地に追い込まれた乃木(堺)たちが、バルカ共和国の警察官・チンギス(Barslkhagva Batbold)の登場によって形勢を逆転。周を捕らえることに成功した。黒須(松坂桃李)、廣瀬瑞稀(珠城りょう)、熊谷一輝(西山潤)、高田の4人は、大切な仲間である和田貢(平山祐介)を拷問の末に殺害した周と再び対面する。

 廣瀬は日本に帰るためにも周を生かしておく必要があると理解しながらも、怒りを抑えきれず、「お前たちは私に何をした。さあ言ってみろ!」と詰め寄る。しかし、周は笑うばかりだった。そこで廣瀬に代わって前に出た高田は、周を鋭くにらみつけ、中国語で復讐を予告。「俺たち4人はお前のことは死ぬまで忘れない」と告げ、整形して顔を変えようが、どこに隠れようが必ず見つけ出し、和田の何倍も残忍な方法で殺すと宣言した。

 仲間を失った怒りと憎しみをぶつける高田の姿に、SNSでは「迫力が半端ない」「すごい執念」「別班の静かな殺意」などの反響が寄せられた。廣瀬の感情の爆発を抑えるように周を追い詰めた高田の姿や、せりふの迫力を評価する声も上がっている。


 同日放送のTBSラジオ『VIVANT 悪役会議室』では、市川が中国語の長ぜりふに挑んだ舞台裏を語った。同番組は、第1シーズンで乃木に粛清された登場人物らが集まり、第2シーズンの展開を見守りながら新たな復讐を企てるという設定。山本巧役の迫田孝也、ワニズ役の河内大和、ゴビ役の馬場徹らに加え、別班員を演じる市川、珠城、西山も出演した。高田のせりふについて、西山は「今回の中で一番長い中国語らしい。6行ぐらいあった。あれがめちゃめちゃカッコ良かった」と絶賛した。

 迫田から「物凄い練習したんですか?」と尋ねられた市川は、「3カ月ぐらいかけて」と回答。さらに、和田を演じた平山が拷問シーンの撮影に向けて肉体改造に取り組んだエピソードに話が及ぶと、自身の役作りについて「やっています」と明かし、「ちゃんとプールに通って。(水中で)歩いて、歩きながら中国語を」と振り返った。思わぬ練習方法に共演者たちは大笑い。迫力ある復讐シーンの裏側には、市川の地道な努力があった。
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