DeNAは20日、24日から本拠で開幕する日本シリーズに向けて横浜スタジアムで全体練習を行った。今年5月にソフトバンクからトレードで加入した尾形崇斗投手にとっては古巣との運命的な対決。

並々ならぬ思いで大舞台に挑む。

 CSではリーグ戦で後塵を拝した巨人と阪神相手に一気に6連勝。尾形も最終ステージ第2戦に先発し、4回無失点で貢献した。

 「まずみんなで力を合わせて勝ち抜けたっていうことはすごく嬉しい。勝ち抜いた時にもうすぐ次の試合とか日本シリーズのことを考えていた。相手も自分がいたチームではありますけど、まずは日本一を取りたいっていう気持ちが一番強い」

 迎え撃つのは、かつてのチームメート。

 「8年半見てきたので、バッターの特徴とかも知ってはいますけど。代わりに自分の全ても知ってると思うし、あの(投球を再現できる最新鋭マシンの)トラジェクトアークもありますし。多分すごくみんな打ち込んでくると思うんで、それを上回れるように心身ともにやっていきたい」

 24年の日本シリーズではタカの救援の一角として4試合に登板したが、DeNAの下克上の勢いにのまれた。ユニホームは変わっても、その悔しさは忘れていない。  

 「2024年に日本シリーズで投げて、目の前で胴上げしてる姿を見て、すごく悔しい思いをして、それが自分のプロ野球での大きな岐路になった。時を経て、敵だったチームが味方になって、自分がいたチームと戦うっていうのはなかなか想像できないし、本当にドラマとかでもあんまりないようなシナリオ。

ただ個人のシリーズじゃないのはもちろんなんで、そういう思いを力に変えて、チームの勝利につなげるっていうところでは、すごく集中するべきかなと思います」

 横浜では先発として働き場所を得た。成長を見せつける時が来た。

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