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 トレーディングカードショップ「The TCG Shop AKIHABARA本店」(千代田区外神田)を運営していた株式会社The TCGが、2026年4月16日をもって事業を停止し、破産手続きに入る方針を明らかにしました。


 同店は2月1日にプレオープン、3月7日にグランドオープンしたばかりで、プレオープン開始からみても約2か月余りという異例の短期間での事業停止となります。



 同社の代理人弁護士が公表した文書によると、トレーディングカードの価格相場の変動により、買取価格を下回る販売を余儀なくされる状況が発生。買取代金の原資確保のために在庫を低価格で処分する悪循環に陥り、資金繰りが破綻したとしています。負債総額は約2億円にのぼる見込みです。


 また、未払いとなっている買取代金については現時点で支払いはできず、破産手続きの中で債権として扱われると説明。買い取ったカードの返却についても「破産手続の中で判断されるため、返却することは難しい状況」としています。


「The TCG」秋葉原本店、プレオープンから約2か月で事業停止 短期間での破綻に疑念の声も
株式会社The TCG発表


「The TCG」秋葉原本店、プレオープンから約2か月で事業停止 短期間での破綻に疑念の声も
株式会社The TCG発表


 こうした状況を受け、SNS上では「計画倒産ではないか」「カードを集めることが目的だったのではないか」といった疑念の声も上がっています。特に、オープンから短期間での事業停止に加え、買取を前面に打ち出していた運営方針、さらに未払いと返却不可という結果が重なったことで、不信感が広がっている形です。


 一方で、開業から短期間で事業停止に至った具体的な経緯や、未払いが発生した時期を含む実態については、現時点でなお不明な点も残っています。


 同社側はFAQの中で「カードを買い取った時に事業停止が決まっていたということはなく、詐欺にはあたりません」と否定していますが、その妥当性については、破産手続きや関係資料の開示の中で検証されることになります。


 今後は東京地方裁判所に破産手続開始の申立てが行われ、選任された破産管財人のもとで資産の換価や債権者への配当の有無などが判断される見通しです。


 なお、代理人弁護士によると、東京・町田にある同じ屋号の店舗は、TCG本店とは資本関係のない別会社が運営しており、本件とは別法人だといいます。このため、今回の事業停止や破産手続きに関する問い合わせを同店に行うことは控えるよう求めています。

<参考・引用>
The TCG Shop AKIHABARA本店(@TheTCGShopAKIBA)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026042004.html
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