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 クリエイター支援プラットフォームのFantiaは5月19日、公開コンテンツの「修正・モザイク基準」に関するガイドラインを5月25日に改定すると発表しました。


 改定後は過去に投稿されたコンテンツも含めた“全コンテンツ”が対象となり、クリエイター側には25日までに新基準への対応が求められる形に。通知から施行までの猶予が短いこともあり、クリエイターの間で困惑や不安の声が広がっています。


 なお、Fantiaでは全年齢向けコンテンツも扱われていますが、今回の改定は、主に成人向けコンテンツに関する修正・モザイク基準の見直しとみられます。


■ 関係機関からの厳しい指導受けガイドライン改定へ

 Fantiaは「【重要】修正・モザイク基準に関するガイドライン改定のお知らせ」と題した通知ページで、一部コンテンツの修正・モザイク基準について、関係機関から法的観点を踏まえた厳しい指導を受けていると説明。今回のガイドライン改定の背景を明かしました。


Fantia、モザイク基準を厳格化 過去投稿含む全コンテンツが対象
改定日の5月25日までに対応が必要


 これまでも従来のガイドライン内で十分な修正を求める呼びかけは度々行われており、5月15日にも「【重要】修正・モザイク基準の再確認と遵守のお願い」というお知らせが出ていましたが、今回、ガイドライン改定に踏み切った形です。

■ モザイク基準を厳格化 「明確に判別できない程度」

 新ガイドラインではモザイクの粒度が厳格化され、「対象の形状・質感が明確に判別できない程度の粗い粒度での処理」が求められます。サンプルとして提示された画像では、パネルの文字が判読できない状態までモザイクをかける例が示されています。


Fantia、モザイク基準を厳格化 過去投稿含む全コンテンツが対象
新しいモザイクの基準


 また、棒線(長方形)などで一部のみを隠すといった処理も、不備として扱われます。


Fantia、モザイク基準を厳格化 過去投稿含む全コンテンツが対象
棒線による一部隠しは不備とみなされる


 さらにフレームの切り替わりなどで意図せず修正が不十分になる可能性が高い「動画コンテンツ」や、縮小表示で対象の原型が明確に視認できてしまう「高解像度コンテンツ」については、通常の静止画コンテンツよりも強く深いモザイク処理が求められています。


 対象となるのはクリエイターが公開している全コンテンツ。サムネイルやアイキャッチはもちろんのこと、改定前に投稿された「過去コンテンツ」も含まれます。

■ 違反コンテンツは非公開や削除対象に

 そして改定日である5月25日以降、改定内容に即さないコンテンツが確認された場合は、対象コンテンツについて修正依頼、即時非公開、削除といった対応がとられるとのこと。


 改善が見られない場合はファンクラブの凍結や閉鎖、悪質な法令違反が疑われる場合は警察等関係機関へのログ情報の開示や通報などの措置をとるとしています。


Fantia、モザイク基準を厳格化 過去投稿含む全コンテンツが対象
悪質な法令違反が疑われる場合は警察への開示・通報も

■ 過去作は順次確認へ まずは修正依頼から対応

 今回の改定がクリエイターの間で波紋を広げているのは、主に「修正対象が過去作を含めた全コンテンツ」「通知日から改定日までの猶予が6日しかない」の2点です。


 こうした事態を受けてか、Fantiaはその後、Xで過去作品への対応について追加説明を投稿。改定日以降に運営側で順次確認を行うとしたうえで、クリエイターには優先度の高いものから確認・修正を進めるよう呼びかけました。


 また、基準に満たない過去作品が見つかった場合でも、即座にファンクラブの凍結や閉鎖は行わず、まずは修正依頼から対応するとしています。

<参考・引用>
Fantia「【重要】修正・モザイク基準に関するガイドライン改定のお知らせ」
Fantia公式X(@fantia_jp)


(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By ヨシクラ ミク | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026052003.html
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