大幸薬品株式会社(日本国:大阪市、代表取締役社長 柴田高、以下、大幸薬品)は、2019年7月24日(水)、中国江蘇総芸グループ 南通総芸有限公司(中華人民共和国:南通市、董事長 昝聖達、以下、南通総芸社)と、中華人民共和国(以下、中国)での衛生管理製品に関する事業展開パートナー契約を締結することを発表しました。
中国江蘇総芸グループは、1987年に設立され、その活動範囲は幅広く、投資事業に加え、医薬、貿易、流通、金融、エネルギーなど多岐にわたる事業を展開しています。
日本では衛生管理製品『クレベリン』が、衛生意識の高まりと共にその認知度が急速に高まり、一般家庭のみならずオフィスなど業務用でのニーズも拡大し、いまや国内での売上げは主力品である『正露丸』を超えるまでに成長しました。大幸薬品では『クレベリン』による「空間除菌」という世界初のイノベイティブな概念を創造し、新市場を切り拓いてきましたが、この確かな実績をもとにグローバル展開の第一歩として、日本の人口の10倍以上を誇る中国市場において、「空間除菌」の新市場の創出を通じ、衛生対策への貢献ができればと考えております。
世界的には、感染症やパンデミックの脅威、薬剤耐性菌による院内感染への対策が急務になっており、こうした情勢を鑑みて大幸薬品では、二酸化塩素に関する安全性・有効性の研究を進める一方、各国の大使館等を通じて衛生対策としての支援活動にも取り組んでおります。2014年の西アフリカでのエボラ熱の大流行時には、ギニア共和国、リベリア共和国からの要請に対し、『クレベリン』を提供いたしました。大幸薬品では、来るべくリスクに備え、大学や研究諸機関と連携しながら、課題解決を担う製薬メーカーとして社会的使命を果たしてまいります。南通総芸社との強力なリレーションシップのもと、大幸薬品では、中国のお客様の快適な生活環境に寄与し、未来の健康長寿社会を支えるヘルスケアカンパニーとして、中国社会に貢献してまいる所存です。
■『クレベリン』について
『クレベリン』は2005年4月に販売を開始したウイルス除去・除菌・消臭製品ブランドです。
当社の特許技術で、溶液・ゲル中に長期間二酸化塩素濃度を維持し、二酸化塩素分子のチカラで、快適な居住空間をご提供します。空間に浮遊するウイルス・菌・ニオイを除去する置き型タイプと持ち運べるスティックタイプ、空間と物体のウイルス・菌・ニオイを除去するスプレータイプの製品を展開しています。
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■大幸薬品(日本国:大阪市、代表取締役社長 柴田高)について
大幸薬品は、【「自立」、「共生」、「創造」を基本理念とし、世界のお客様に健康という大きな幸せを提供します】の企業理念のもと、1946年の創業以来の胃腸薬『正露丸』を中心とした医薬品事業と、2005年より始めた衛生管理製品『クレベリン』を主軸とする感染管理事業の2つを柱に事業展開しており、日本国内でのカテゴリートッブシェア(*3)を誇るブランド(胃腸薬『正露丸』、衛生管理製品『クレベリン』)を提供しています。お客様の健康への寄与を通じて、社会に貢献できればと考えております。
(*1) Inactivation of influenza virus hemagglutinin by chlorine dioxide: oxidation of the conserved tryptophan 153 residue in the receptor-binding site, Ogata N. Journal of General Virology, 93(12), 2558-2563, (2012).
(*2) Denaturation of Protein by Chlorine Dioxide: Oxidative Modification of Tryptophan and Tyrosine Residues, Ogata, N. Biochemistry 46, 4898-4911 (2007).
(*3) 『クレベリン』:置き型81.6%のシェア<2018年4月~2019年3月。芳香・消臭剤の中でウイルス除去効果を謳っている製品内での販売額をもとに算出。
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