ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」にて、伝説のバンド:The Beatles
(ザ・ビートルズ)のアカウントが開設され、アルバム『1』(邦題:ザ・ビートルズ1)、『Let It Be』(邦題:レット・イット・ビー)に収録されている全39曲が解禁されました。
1960年、英国・リバプールで結成され、およそ10年に渡る活動期間中に発表した楽曲の売り上げ総数は全世界で6億枚を超え、ギネス・ワールド・レコーズに最も成功したグループアーティストと認定されています。
1970年に発売された「Let It Be(邦題:レット・イット・ビー)」、「I've Got A Feeling(邦題:アイヴ・ガッタ・フィーリング)などを含むザ・ビートルズ最後の作品『Let It Be』の全曲及び、「Help!(邦題:ヘルプ!)」、「Hey Jude(邦題:ヘイ・ジュード)」、「Yesterday(邦題:イエスタデイ)」、
「All You Need Is Love(邦題:愛こそはすべて)」などが含まれる『#1』からの楽曲が全てTikTok上で使用できるようになりました。
また、楽曲解禁に合わせて、ザ・ビートルズのTikTokアカウントも開設されました。
『Let It Be』アルバム制作の舞台裏や、楽曲制作の秘話などのTikTokでしか見られない独占コンテンツが発信される予定です。
ロックの殿堂入りを果たし、ロックバンドとして初めて大英帝国勲章MBEを受賞したザ・ビートルズのコンテンツを、この機会に改めてTikTokでお楽しみ下さい!
【ザ・ビートルズプロフィール】
イギリスの港町リバプールで誕生したビートルズは、1962年10月5日に「ラヴ・ミー・ドゥ」でデビューしてから1970年に解散。メンバーはジョン・レノン(リズム・ギター)、ポール・マッカートニー(ベース)、
ジョージ・ハリスン(リード・ギター)、リンゴ・スター(ドラム)。活動期間中に公式発表された210曲のうち、オリジナル作品の圧倒的な数をジョンとポールが作曲。
■ライブ活動期
アマチュア時代からライブ・バンドとして腕を磨いてきたビートルズは、デビュー後も精力的なライブ活動でファンを増やしていった。
1963年までにはイギリス中が熱狂。コンサート会場の内外ではファンがヒステリックに金切り声をあげる現象が起こり、その熱狂ぶりを表す「ビートルマニア」という言葉まで生まれて、ビートルズは社会現象としてとらえられた。
この年の11月1日には王室主催の「ロイヤル・バラエティ・ショー」に出演。
1964 年にはアメリカに初上陸をはたし、本国イギリスをしのぐビートルマニア現象を巻き起こした。アメリカでの現象は世界に波及。主演映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』が各国で公開されると、人気に拍車がかかり、ついに世界をも制覇した。世界中の若者たちは、ビートルズに向かって叫ぶことで、みずからを解放しはじめた。
1965年8月の全米ツアーでは、一度にできるだけ多くの観客を収容しようと、史上初の野外球場でのコンサートが行なわれた。
爆発的人気を誇る一方で、このころビートルズ自身は、ライブ重視の活動に疑問をもつようになっていた。4人はビートルズの存在理由は音楽を作り演奏することにあると考えていたが、ファンはビートルズの虚像だけを求めてただ絶叫するばかりで、音楽を聴こうともしなかった。1965年に作られた「ヘルプ」は、こうした矛盾に悩み苦しんでいた4人の潜在的な心の叫びでもあった。
1966年には、ジョンの「ビートルズのほうがキリストより人気がある」という発言が発端となって、アメリカの熱心なキリスト教信者を中心にビートルズ・ボイコット運動が起こり、アメリカ・ツアー中には、メンバーの命を狙う脅迫事件にまで発展した。
さまざまな障害からツアー活動を続けることに限界を感じたビートルズは、1966年8月29日のサンフランシスコ公演を最後に、二度と観客の前に立つことはなかった。
■レコーディング活動期
一方で、レコーディングのおもしろさにとりつかれたビートルズは、ツアー活動と並行させながら、『ラバー・ソウル』(1965年)と『リボルバー』(1966年)という脱アイドルのアルバムを制作していた。
ライブ活動を完全に停止してからは、レコーディングに専念。4人は担当楽器にこだわらずに、鍵盤楽器やパーカッション、インド楽器などあらゆる楽器を使ったり、オーケストラを使ったり、さらに、テクニックのあらんかぎりを尽くして実験的試みを重ね、思いどおりのレコード作りを行なった。EMIはビートルズのために新しい機材を開発することさえあった。その結果、ひとつのコンセプトにもとづいた革新的なアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』(1967年)が誕生した。 1967年6月25日には世界初の宇宙中継番組に出演し、レコーディング風景を披露した。
■個性化の時期
1967年8月27日、マネージャーのブライアン・エプスタインが死去。このころからグループとしてのバランスが微妙に崩れはじめた。ポールはメンバーを束ねようとするがうまくいかない。
1968年2月、ビートルズは瞑想修行のためインドに向かった。
■解散
ソロとして活動することが多くなっていた4人は、1969年1月30日にアップルの屋上でビートルズとして最後のライブを行ない、さらに最後の結束を見せてアルバム『アビイ・ロード』を制作したあと、解散。ビートルズの解散は、1970年4月10日に報道されたポールの脱退宣言で、公になった。
解散は、4人がアーティストとしてまた人間として成長した証でもあった。音楽性も考え方も違ってきてしまった4人をいつまでもビートルズにしばりつけておくことは不可能で、それぞれが信じる道を進むことにしたのは、4人にとってごく自然な選択だったのだ。
(出典:ユニバーサル ミュージック ザ・ビートルズ公式ページ)
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