2023年1月、「デジパス」のオペレーション拠点を開設

 鴻池運輸株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長執行役員:鴻池 忠彦) とRPAホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:高橋 知道、以下 RPAホールディングス)が共同出資するシャイン株式会社※1(本社:東京都港区、代表取締役:小河原 茂、以下 シャイン)は、本日、長崎県・長崎市と「立地協定」を締結しました。これは、シャインが提供する紙帳票のデータ化サービス「デジパス」※2のオペレーション拠点として、長崎市に2023年1月開設予定の事業所を設置するための協定です。

※1 関連報道発表 2022年1月31日 https://ssl4.eir-parts.net/doc/9025/ir_material12/178301/00.pdf
※2 関連報道発表 2022年5月24日 https://ssl4.eir-parts.net/doc/9025/tdnet/2129990/00.pdf

 シャインは、2022年4月より納品書、検品書類、伝票等のあらゆる紙帳票をデータ化するサービス「デジパス」を提供しています※3。現在、デジパスのオペレーション拠点として、長崎市に仮事業所を設置し、業務を行っていますが、今回の立地協定による新事業所開設後は、人員体制も増強し、事業規模を拡大してまいります。
 ※3 「デジパス」の販売はRPAホールディングス子会社の、RPAテクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:大角 暢之)が行っています。

■「立地協定」概要

[表: https://prtimes.jp/data/corp/436/table/25_1_711acf5c2c3b18fd98731a4dd9ae3261.jpg ]


■7月15日に長崎県庁で実施した立地協定調印式におけるコメント(抜粋)
 長崎県知事 大石 賢吾 氏
 「今回、シャインに立地いただくことは、魅力ある雇用の場の創出はもとより、DXによる快適な労働環境の実現にもつながることから、人口減少、特に若い方の県外流出が課題となっている本県にとって大変有り難く、心から感謝を申し上げます。長崎県といたしましても、シャイン『長崎ビジネスセンター』の業務が円滑に進展し、今後さらに、地域とともに大きく発展していただくことができるように、地元長崎市とも力を合わせて、サポートさせていただきますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。」

 長崎市長 田上 富久 氏
 「シャインの事業が(鴻池運輸の)長崎とのご縁から始まった話がありましたが、ご縁が途切れることなく、長崎を立地場所として決めていただいたことを大変有り難く思っています。シャインの事業内容は、社会に必要な新しい価値を生み出す素晴らしい取り組みであり、長崎市では、100年に一度の新しい街づくりが始まっています。
江戸時代から長崎が果たしてきたような街づくりを新しい時代に合わせて実現していきたいと考えていますが、その中で、シャインの新しい活動を非常に楽しみに感じています。社業の発展が長崎だけでなく、社会の未来を拓いていく仕事だと思いますので長崎県および長崎県産業振興財団と協力してしっかり支援していきたいと思っています。」

 シャイン 代表取締役 小河原 茂
 「シャインは、鴻池運輸のデジタル変革のプロセスにおいて、現場の紙問題の課題解決から生まれたサービスで、これを鴻池運輸だけでなくデジタル化の遅れている日本の企業の皆様に使っていただこうという目的で、鴻池運輸とソフトウェアロボットRPAの日本における老舗企業であるRPAホールディングスのジョイントベンチャーとして2022年1月11日に設立しました。
 紙問題のような、企業にとってのいわゆるノンコア業務に関しては、企業ごとに多額の投資を行って取り組むべき課題ではないと考えます。
 それであれば、『1つの基盤を皆で利用するシェアリングモデルを作り、効率化すれば良い』という思いで、シャインを立ち上げました。『シャイン』は、現場の人たちが、本来やるべきイノベーションなど輝ける仕事に専念できるように、そのような思いでつけた社名です。
 今年、鴻池運輸は2030年ビジョンとして『技術で、人が、高みを目指す』を掲げました。
まさに先端技術と人のナレッジを融合して進化させていくこのビジョンは、シャインとも共通するものであります。
 シャインが提供する第一弾のサービスが、企業のデジタル化の大きな遅れの原因となっている膨大な紙伝票をデジタルに変換するサービス『デジパス』です。『デジパス』の拡大に向けて来年1月には、今年9月に竣工予定の長崎駅前の電気ビルに、長崎市内の現在の拠点を移転する予定です。最大50~60名が勤務できるキャパシティを考えております。これからサービス拡大に向けて、平行して長崎の人員を増やしていきたいと考えております。
 なぜ、長崎を選んだのか?とよく聞かれます。
実は、鴻池運輸でIT担当責任者を務めていた当時、ご縁があって2年前に社内向けITサポートセンターを、長崎市内で、ITパートナー企業様とともに立ち上げました。当センターで対応した長崎の皆様の技術習得の速さ、ホスピタリティの高さがとても印象的でした。シャインを立ち上げる時に、できれば長崎でスタートしたいと思い、また、長崎県、長崎市の産業振興財団の手厚いサポートもあり、この地を選ばせていただきました。100年に一度の長崎の大変革の時に、私どもは運よくこの地で事業をスタートさせていただくことを、これもご縁と感じております。
 本日、長崎県知事および長崎市長と、立地協定調印式を迎えることができ、喜びひとしおであるとともに、このシャインが目指すサービスの発展が、長崎への貢献と日本の中小企業のデジタル化への一翼を担いたいと強く思っております。」

【ご参考】協定調印式の様子
[画像1: https://prtimes.jp/i/436/25/resize/d436-25-beb8d3630346a108e26c-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/436/25/resize/d436-25-a5b87228b84d74a5b27b-1.jpg ]


【会社概要】

[画像3: https://prtimes.jp/i/436/25/resize/d436-25-1cd31476937abf079e19-2.png ]

■シャイン株式会社 (http://www.shine-i.jp/
・本社所在地:東京都港区虎ノ門3-8-8 NTT虎ノ門ビル1F
・設立   :2022年1月11日
・代表者  :代表取締役 小河原 茂
・資本金  :100百万円

■鴻池運輸株式会社 (https://www.konoike.net/
KONOIKEグループは、物流の枠を超え、製造、医療、空港業務などを通じ、社会課題の解決と革新に挑戦し続ける、プロフェッショナルサービス集団です。
・本社所在地:大阪本社 大阪市中央区伏見町4-3-9
       東京本社 東京都中央区銀座6-10-1
・創業   :1880(明治13)年5月
・設立   :1945(昭和20)年5月30日
・代表者  :代表取締役会長兼社長執行役員 鴻池 忠彦
・資本金  :1,723百万円
・従業員数 :約23,000名(連結)※臨時雇用者数を含む
・売上高  :301,373百万円(連結)
・営業利益 :10,288百万円(連結)
・事業内容 :請負サービス(製造業界向け、サービス業界向け)、物流サービス(国内物流、国際物流)
 ※資本金、従業員数、売上高、営業利益:2022年3月31日現在。


■RPAホールディングス株式会社 (https://rpa-holdings.com/
・本社所在地:東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー8F
・設立   :2000年4月
・代表者  :代表取締役 高橋 知道
・資本金  :5,900百万円(2022年2月末現在)
・事業内容 :RPA/AIを活用した新規事業創造を目的とした純粋持株会社

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ