川村拓夢、北野颯太、チェイス・アンリの日本人3人が所属するオーストリアの強豪レッドブル・ザルツブルク。

20歳の北野は、今夏にセレッソ大阪から加入した期待のアタッカーだ。

彼は2日に行われたリーグ開幕戦でいきなりゴールを決めたが、10日のGAK戦で痛々しい負傷交代を余儀なくされた

前半20分すぎ、右足首付近を相手に踏みつけられるとプレー続行不可能に。相手選手はVARの結果、一発退場になっている。

ソックスが血だらけだったという北野は、スタジアム内で縫合処置を受けたとされており、その後は松葉杖姿に。

監督も「ひどいファウルだった」と憤慨しており、退場になった選手は、負傷した際に涙していたという北野に謝罪したそう。

その後、ザルツブルクは、北野の怪我についてこう発表した。

「日本人にとっては不幸中の幸い。昨日の騒動後、少なくとも少しは安堵できる知らせだ。

北野はGAK戦で激しいタックルを受けた右足首に重度の打撲と裂傷を負った。20歳の日本人選手は、当面欠場になる」

骨や靱帯などを痛めてはいないものの、打撲と裂傷でしばらく欠場を余儀なくされるとのこと。

ザルツブルクはUEFAチャンピオンズリーグ予選3回戦でクルブ・ブルッヘ相手に1stを0-1で落としており、12日の2ndレグでは勝利が必須。そのなかで北野を欠くのは痛手になりそうだ。

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