昨シーズン、5年ぶりのプレミアリーグ優勝を果たしたリヴァプール。ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツやU-21フランス代表FWウーゴ・エキティケ、ハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズなど、今夏の移籍市場で積極的な補強を行った。
一方でセンターバック(CB)の陣容は手薄だ。イングランド代表DFジャレル・クアンサーがレヴァークーゼンへと移籍しており、現時点でCBを本職とする選手はオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、フランス代表DFイブラヒマ・コナテ、イングランド代表DFジョー・ゴメスの3名となっている。
リヴァプールとしては、開幕を間近に控える新シーズンに向けてCBを補強したいところ。報道によると、リヴァプールはクリスタル・パレスのグエイ獲得に動いており、10日に行われるクリスタル・パレスとのコミュニティ・シールド後に交渉を進める模様。
またクリスタル・パレスは、昨夏にニューカッスルからの6500万ポンド(約129億円)というオファーを拒否していたが、グエイとの契約があと1年間となっていることもあり、移籍金は4500万ポンド(約89億円)ほどとなる見込みだという。
現在25歳のグエイは、2021年7月にチェルシーからクリスタル・パレスに移籍。昨シーズンは主将を務めながら守備の柱として公式戦44試合に出場し、FAカップ優勝にも大きく貢献した。