欧州最強国を決める女子EUROがスイスで開幕した。
そうしたなか、2日にバーゼルで行われたスイス対ノルウェー戦でのノルウェー国歌斉唱が話題になっている。
美声の持ち主は、ノルウェー出身のシンガーソングライター、Astrid S。
『HLN』は、こう伝えている。
「スイス対ノルウェー以降、EUROの観客はノルウェー国歌に魅了されている。一言も理解できない観客も、その落ち着いた歌声に涙した。
SNSには、ノルウェー国籍をすぐに取得したい、あるいは少なくとも移住したいという声が何百件も寄せられている。彼らが耳にしたものは、『まるで現実とは思えないほど天国のような』ものだったからだ。
SNSに投稿された動画は、約400万回再生を記録。『涙が頬を伝う』、『今まで聴いた中で最も美しい国歌』とのコメントが寄せられており、まるでノルウェーが『女神』『天使』『妖精』を国歌を歌うために送り込んだかのようだ。
『なぜ一言も知らない曲を聴いて泣いているのだろう?』、『ノルウェー語は話せないけど、歌詞は感じる」との反応まである」
28歳の彼女は、2013年にノルウェーのアイドル番組で有名になると、その後、歌手としてブレイク。いまではSpotifyで毎月550万人のリスナーを抱えているほど。
「ノルウェー出身ですが、世界中でブレイクして、いつかもっと暖かい場所に移住したいと思っています(笑)」とジョーク交じりに話したこともあるとか。