シーズン最終盤を迎えているベルギーリーグ。

優勝プレーオフでは、日本代表DF町田浩樹が所属するユニオン・サン=ジロワーズが残り1節で首位。今週末の最終節ヘント戦に勝利すれば、実に90年ぶりのリーグ優勝が決まる。

一方、残留プレーオフでは、日本人選手7人が所属するシント=トロイデンの残留が決定。来季も無事1部リーグを戦うことになった。

そんなシント=トロイデンで今季、主力として奮闘した藤田譲瑠チマが帰国し、古巣である徳島ヴォルティスの練習場を訪れたようだ。クラブ公式Xが伝えている。

23歳の日本代表MFは、18歳だった2021年に東京ヴェルディから徳島へ加入。1年で横浜F・マリノスへ移籍することになったものの、岩尾憲や鈴木徳真とポジション争いを繰り広げた日々はその後の成長に大きくつながったに違いない。

練習試合も観戦したという藤田は、「徳島に帰ってきました。自分は今シーズン終わりましたが、またシーズンがすぐ始まるので、お互い切磋琢磨しながら頑張っていきましょう」とコメント。

徳島のファン・サポーターからは「ジョエル、ありがとう!」「ジョエルいつでも帰っておいで」「チマー!!このまま試合出てもいいよ??」「愛らしい笑顔は変わらないけど腕の筋肉ゴツくなってる!これは嬉しい里帰り」といった声が挙がっていた。

昨夏のパリ五輪ではU-23日本代表のキャプテンを務めた藤田。日本代表にも定着し、今夏のステップアップが期待されるだけにオフの動向が注目される。

なお、J2で現在5位につける徳島ヴォルティスは次節、25日(日)に6位ジュビロ磐田とホームでの上位対決に臨む。

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