リヴァプールで日本代表MF遠藤航とともにプレーしていたポルトガル代表FWディオゴ・ジョタ。

3日にスペインで起きたランボルギーニが大破する事故により、弟アンドレ・シウヴァとともに死亡する悲劇に見舞われた。

28歳のジョタは結婚披露宴をしたばかりで、妻と3人の子供が残されることになった。

リヴァプールは3日に英2部プレストンとの今季初のプレシーズンマッチを行い、3-1で勝利している。

プレストンのホームで行われたこの試合では亡くなった2人を悼む黙祷が捧げられたほか、ジョタの背番号20にちなみ、前半20分になると両チームのサポーターからジョタへの拍手と声援が送られた。また、得点を決めたリヴァプールの選手たちは、ジョタのゴールセレブレーションを披露していた。

そうしたなか、リヴァプールのアルネ・スロット監督は、ジョタについてこんな話も明かしている。

「彼にとって、すべてがチーム中心だった。この時期を乗り越えるには、チーム一丸で取り組まなければならない。

ジョタはプレミアリーグ優勝が決まった後、記念写真を撮りたいと考えた。彼は自分の写真ではなく、ファンの前で、グループ全員の写真を選んだ。これは彼がいかにチームプレーヤーだったかを物語っている」

なお、遠藤はプレストン戦の後半から出場。『Liverpool World』は「全体的にシンプルなプレーをし、シュートブロックもあった」として6点の評価を与えていた。

リヴァプールはこの夏のプレシーズンツアーで来日する。

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