マンチェスター・ユナイテッドのラッシュフォード photo/Getty Images
問題は移籍金か
今夏の移籍市場では左WGの獲得を目指しているバルセロナ。
しかし、ターゲットとなっていたアスレティック・ビルバオのニコ・ウィリアムズはクラブと2035年までの新契約を結び、プランBだったリヴァプールのルイス・ディアスも獲得が難しい状況となっている。
そこでプランCのターゲットとして浮上したのが、マンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードである。『Sky Sports』によると、バルセロナはユナイテッドの元10番の獲得に全力を尽くすつもりだという。
ラッシュフォード自身は以前からバルセロナ行きを夢見ていると公言しており、その点は問題ないだろう。昨季ローンで加入したアストン・ヴィラ移籍の可能性も報じられたが、本人はヴィラに残留する考えがないことから破談となった。
移籍の障壁となるのは、ユナイテッドがラッシュフォードの放出に際してどれほどの移籍金を要求するかだ。現在の契約は2028年まで残っており、ヴィラとの契約に付随していた買い取りオプションの完全移籍での移籍金は4000万ポンド、日本円にして約79億円と決して安くない金額だった。