スコットランドの強豪セルティックで活躍してきた日本代表FW前田大然。

昨シーズンは公式戦で33ゴールと得点を量産した。

ウィングを主戦場する前田だが、古橋亨梧が退団した1月以降はセンターフォワードとしても活躍。

欧州列強クラブから関心を寄せられるようになったが、2027年までの契約を結んでいるセルティックは、前田を残留させようとしている。

そうしたなか、かつてセルティックでプレーした元イングランド代表FWクリス・サットンは、『Daily Record』のコラムでこう綴っていた。

「前田大然のセルティック退団は、これまでで最も愚かな移籍話だ。私なら7500万ポンド(約149.6億円)でも売却しない。

セルティックが前田大然を売却するという話は、最も馬鹿げた提案かもしれない。今、このアタッカーを手放すなどという考えを抱くことさえ、全く馬鹿げている。

セルティックの移籍モデルや高額オファーの可能性について誰が何を言おうと、私は気にしない。前田をどんな金額であれ、今すぐに移籍させることは絶対に許されない。

たとえ途方もない金額だったとしてもだ、7500万ポンドでも足りない。

どうかしていると思われるかもしれないが、私は真剣だ。セルティックは1人の選手を失うだけではない。

前田の万能性を考えると、少なくとも2人の選手を失うことになる。しかも、前線はすでに骨抜き状態だ。

前田の契約はあと2年残っている。彼自身も喜んでサインした契約だ。そして、監督への義務がある。いつ選手を売却するかはクラブの判断次第。しかし、プレーを拒否するのは契約違反だ。

前田に関しては、そのような状況に陥る可能性は全くなく、現時点で移籍を希望している可能性さえない。彼は常に全身全霊を捧げる選手であり、それは今後も変わらないだろう。

彼は今のチームで最も重要な選手なので、残留させるべきだ。12ヶ月後に選択肢があるなら、それはそれで構わない。その時がトレードのタイミングかもしれない。

しかし、今ではない」

前田はセルティックに欠かせない主軸であり、いま売却するのはありえない選択肢だと考えている模様。

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督も、前田について「(残留することに)自信を持っている」と語っているが、移籍せずに留まることになるのだろうか。

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