レアル・ソシエダでプレーする日本代表MF久保建英。

プレシーズンのスタートを前に古巣であるFC東京の練習に参加した。

4日にFC東京は「本日のトレーニングには FC東京U-15むさし、U-18、そしてトップチームを経て世界に羽ばたいた 久保建英選手が参加!大人になっても変わらない笑顔と口調はそのままに、キレを増した鋭いプレーでチームに良い刺激を与えてくれました!」とSNS上でそれを伝えていた。

スペイン紙『Mundo Deportivo』は、これを受けてこう伝えていた。

「久保建英は、レアル・ソシエダのプレシーズン合流を前に、日本で最後の数日間を過ごしている。母国での滞在期間を利用して、FC東京のトップチームでトレーニングを行った。

FC東京は、バルセロナ退団後に久保を迎え入れ、レアル・マドリー移籍前にプロとしての第一歩を踏み出したクラブである。常にルーツを大切にする彼は、スペイン復帰に先立ち、元チームメイトと練習をともにした。復帰はチームメイトよりも時間がかかるだろう。

久保はスビエタにあるレアル・ソシエダのトレーニングに復帰する。そこでは、自身の将来を決める重要な数週間が待ち受けている。契約は残っているものの、ソシエダでの継続は保証されていない。レアル・ソシエダは今シーズン、欧州カップ戦に出場しない。久保自身も、自身の成長と国際的な注目度の観点から、このことは重要視している。

そのため、クラブ内外で久保の状況は、非常に注視されている。

この日本人アタッカーは、スポーツ面でも商業面でも、クラブにとって最も貴重な資産のひとりだ。そのパフォーマンス、若さ、そしてポテンシャルは、彼を多くのチームから切望される選手にしている。

そして、レアル・ソシエダにとっては、夏の移籍市場での高額移籍も大きなファクターとなるだろう。今のところ、久保は日本で笑顔を見せているが、近い将来は未定だ」

ソシエダは今夏も来日ツアーを行い、7月21日にV・ファーレン長崎、25日に横浜FCと対戦する。

移籍が噂される久保の動向も注目される。

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