かつて武藤嘉紀も所属したニューカッスルは、1892年に創設された歴史あるクラブだ。

2021年には実質的にサウジアラビアに買収されて資金力を得たことで強豪に返り咲きつつある。

そうしたなか、クラブはエンブレムを刷新する時が来たと発表。軽々しく決めたことではないとしつつ、その理由をこう説明している。

「クラブがグローバルな舞台で成長するにつれ、我々を代表するシンボルも変化に対応していく必要がある。ユニフォームからスクリーン、グッズに至るまで、あらゆる場面で明確かつ自信を持って表現されなければならない。

我々は自問自答してきた。現在のエンブレムは、今のクラブをどれほど表現できているのか。そして、未来においてもどれだけ役立つのかと。

エンブレムを刷新する時が来た。これは軽々しく決断したことではないし、我々は自分たちのエンブレムを愛している。象徴的な存在であり、忘れられない勝利や試練の時を乗り越えてきたが、それは異なる時代に作られたものだ。

その複雑なデザインは、今日のデジタル世界では必ずしもうまく伝わらないものである。そして、それを明確かつ一貫して再現することも難しいサッカー界や世界が変化するにつれ、我々を結びつけるシンボルも変化しなければいけない」

ニューカッスルはこれまでもエンブレムをリニューアルしており、現行のものは1988年にデザインされたもの。

複雑でいまの時代には合っていないため、2026-27シーズンに向けたリデザインに向けてサポーターとともに新たな案を考えていくとのこと。

ユヴェントスやナントのようにシンプル化するのだろうか。

『Guardian』は、「ニューカッスル、『時代遅れ』のエンブレムリデザイン計画をファンと協議。一部サポーターの反発を招くリスク」と伝えていた。

編集部おすすめ