ポルトガルのラジオ局『Radio Portalegre』は13日、ポルタレグレで12日に開催されたカップ戦決勝中に数十人のファンの乱闘により、イベントが中断されたことで大会運営であるポルタレグレ・サッカー協会が非難声明を発生したと報じた。

同番組によると、ポルタレグレのエドゥアルド・ソウザ・リマ・スタジアムで行われたコメンダドール・アントニオ・コスタ・カップ決勝戦中に、数十人のファンの乱闘によりイベントが中断される重大事件が発生したという。

ポルタレグレ・サッカー協会は12日、今シーズンの地区大会のいくつかの試合で見られた暴力行為や無礼行為に対する非難を公式に表明した。

同協会の幹部陣はこれらの事案を深い遺憾とし、ピッチ内外を問わず暴力は、健全な形でスポーツを楽しみたいと願う選手、コーチ、監督、審判、ファン、家族の安全を脅かすものであることを強調した。

また、スポーツマンシップの精神を推進するのではなく、結局は容認できない行為を奨励してしまう一部のスポーツ代理人の行為を非難しているという。

同協会は、より倫理的、安全、かつ育成的なサッカーとフットサルへの取り組みを再確認。スポーツの価値を軽視する者を責任追及するために権限内で断固たる措置を取ることを約束した。

同協会は「最善の戦術は価値観とともに成長し、フェアプレーで勝利する」と声明を発表。スポーツ界に対し、いかなる競争よりも敬意とフェアプレーが優先される環境の構築に貢献するよう呼びかけている。

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