日本代表は15日に行われた韓国との東アジアE-1選手権に1-0で勝利し、大会2連覇を決めた。
Jリーグ組で戦った今大会だが、日韓戦にも勝利して3戦全勝となった。
そうしたなか、韓国の『isplus』は、「『我々は日本より優れていた』。ホン・ミョンボ監督はなぜ衝撃的な発言をしたのか」と伝えていた。
「ホン・ミョンボ監督率いる韓国代表は、15日の日本戦に0-1で敗れた。2勝1敗で大会を終えた韓国は、全勝した日本に優勝トロフィーを贈った。
しかし、試合後、ホン・ミョンボ監督は『今日の両チームを見てみると、我々の選手の方が優れていたと思う。今日の日本は持ち味を発揮できなかった。もちろん、いくつかチャンスはあったが、我々の守備陣を全く脅かすことはなかった。全体的に見て、ボールポゼッションやシュート数など、あらゆる数字で我々が大きくリードしていた。それ以外では、得点シーンを除けば、相手は我々の守備陣を全く苦しめなかったと思う』と語った。
実際には韓国は前半に先制点を許し、劣勢に陥っていた。しかし、後半に入ると攻勢を強めた。韓国のボール支配率は59%。
それでもホン・ミョンボ監督は『これまでの日本サッカーの安定感と比べれば、今日の試合はそれほど苦戦しなかった』と評価した。
ホン・ミョンボ監督は、日本は長年似たようなサッカーを展開してきたものの、この日は長年培ってきた実力を発揮できなかったと述べた。
また、(韓国が)今大会で初めて3バックを採用したことも踏まえ、監督自身がこのような評価を下したと解釈されている。
ホン・ミョンボ監督は、『日本は最終予選を含め、数年間同じシステムで戦ってきた。代表チームにはマニュアルがあるので、新しい選手が入ってきてもすぐに(自分たちのサッカーを)習得できる』。さらに、『(韓国は)中国戦を皮切りに3試合連続で3バックを採用した。もちろん、結果が出なかったのは残念で、ファンの皆さんにも申し訳ないが、選手たちに希望を与える試合だったと思う』と付け加えた」
負けはしたものの、今大会で初採用した3バックシステムも含めて、試合内容には手ごたえを感じることができたということのようだ。
日本と韓国は今後、メキシコ、アメリカ、パラグアイと同じ相手との試合が控えている。