前田大然、旗手怜央、稲村隼翔、山田新の日本人4人が所属するスコットランドの名門セルティック。

リーグ4連覇中の強豪は、宿敵レンジャーズとの対決であるオールド・ファームを8月31日に戦ったが、試合は0-0のスコアレスドローに終わった。

セルティックの枠内シュートは2本、レンジャーズも1本とお互いにチャンスを多く生み出せず。

前田はフル出場、旗手は88分プレー、山田は後半20分から途中出場した(稲村はベンチ外)。

現地紙『The National』は、日本人3選手にこのような評価を与えている。

「旗手、6点。60分すぎにチーム初の枠内シュートを記録。危険な存在だったが、決定力に欠けた。

前田、6点。いつもの活気が見られず。チャンスは少なく、シーズンスタートの不振が続いている。

山田、採点なし。投入後に体を張ってファウルを獲得した」

昨シーズンの前田は、公式戦33ゴールと大活躍を見せたが、今季はここまで7試合でわずか1ゴール。敗退となったUEFAチャンピオンズリーグ予選では決定機を逃すシーンがあり、リーグ戦でも4試合でまだ得点がない。

『The Scottish Sun』によれば、ブレンダン・ロジャーズ監督は「正直ひどかった。見るに堪えない試合だった。選手の質こそが、チームを異なるレベルへ導く。ここにいる選手たちから最大限を引き出すのは私の責任だが、長く在籍している選手たちに新たな刺激を与える競争環境を整えたい。4年も在籍している前田大然のような選手には、そうした競争が必要だ」と試合後に話していたそう。

補強の必要性を訴えていたというが、スコットランドの夏移籍は現地9月1日でクローズになる。

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