小川航基、佐野航大、塩貝健人の日本人3選手が所属するオランダ1部NECナイメーヘン。

24日に行われたNACとの第3節に3-0で勝利し、リーグ首位をキープした。

NECが枠内シュート10本、ゴール期待値4.10と相手を圧倒した一戦に、28歳の日本代表FW小川は先発出場。

『ForzaNEC』は、ピッチ外では穏やかな小川が、これまで見せなかった一面を見せたと伝えていた。

小川は主審に猛然と詰め寄るとPKを要求したというが、本人は試合後にそのシーンについて笑い飛ばしていたそう。

「主審はVARを使っていて、自分の状況について確認していると思った。彼らはオフサイドをチェックしていた。自分にPKを与えられるべきだったと思ったけれど、3-0で勝っていたから大したことじゃない」

「ストライカーがゴールを決められないと、気持ちが沈んでしまう。決していい気分ではないけれど、何よりも重要なのは勝点3を獲得できたこと。

今日はゴールという点ではいい日ではなかった。(2ゴールを決めた)開幕戦はいい日だった。一番大切なのはストライカーとしてそこ(得点を決められる場所)にいること。もっと点を取れたはずだけど、今は次の試合に向けて準備しなければいけない」

今季の小川は、20歳FW塩貝の控えになると思われていたが、先発の座を奪還。小川は、4人いるFW陣のレギュラー争いについてこう語っていたという。

「かなり多い(笑)全員がいい選手、健人はとても速い。ゴール前では自分が一番だと思っている。疑いの余地はないし、そういう状況ではかなり自信がある。

それぞれの選手にクオリティがあり、それが競争を生んでいる。クラブにとっていい状況だ。試合ごとに最善の選択肢を決めることになるかもしれないけれど、ゴール前では自分が一番さ。

例えば、日本代表でも自分が常に最高のストライカーだと信じている。とはいえ、(メンバーを)決めるのは僕ではなく、監督だ」

身長186cmを誇る本格派のストライカーである小川は、ゴール前で絶対の自信があるようだ。

開幕3連勝と好調のNECは、31日の第4節でフォルトゥナ・シッタートと対戦。その後はインターナショナルブレイクに入る。

編集部おすすめ