オランダ1部のフェイエノールトは23日、日本代表DF渡辺剛をベルギー1部のヘントから完全移籍で獲得したと発表した。
契約は2029年夏までの4年間。
渡辺は1997年2月5日生まれの28歳。FC東京U-15深川から山梨学院高校、中央大学を経て、2019年にFC東京でプロ入り。東京五輪世代屈指のセンターバックとして評価を高めると、2021年12月にベルギー1部のコルトライクへ完全移籍した。
2年目の2022-23シーズンには、フィールドプレーヤーとしてリーグで唯一の全試合フル出場を達成。2023年夏にステップアップしたヘントでもチームの中心として活躍し、フェイエノールトへの移籍を勝ち取った。
「すべてが整い、正式にフェイエノールダーになれたことを非常に嬉しく思います」と渡辺。移籍が合意に達した後、すぐにドイツへ渡りチームのトレーニングキャンプに参加している彼はこのように語った。
「フェイエノールトは素晴らしい歴史を持つクラブで、常にタイトルを目指して戦っているクラブです。そしてロッテルダムでは、代表チームでともにプレーした上田綺世にも再会できます。デ・カイプに行き、サポーターの皆さんに会えるのが待ちきれません」
昨季のエールディヴィジではPSV、アヤックスに次ぐ3位に終わったフェイエノールト。期待の新戦力となる渡辺は上田とともにタイトル奪還に挑む。