15日に行われる東アジアE-1選手権で、勝点6で並ぶ日本代表と韓国代表が直接対決で優勝を争う。

現在、得失点差2ポイントで日本が首位に立っており、ホスト国の韓国は優勝に向けて勝利が絶対条件だ。

そのような中、韓国メディア『MSN』は「国内組中心の現メンバーからベストイレブンを選んで日本戦に臨むとみられる」と報じた。

同メディアは、韓国代表を率いるホン・ミョンボ監督の1トップの人選に注目している。

これまでの2試合で温存させている町田ゼルビアFWオ・セフンの日本戦先発起用が濃厚と見られているが、香港戦で代表初ゴールを記録した浦項スティーラーズFWイ・ホジェと、今季韓国1部で得点を量産して中国戦でも1得点を挙げた大田ハナシチズンFWチュ・ミンギュも好調を維持している。

3選手ともボックス内で仕事ができるストライカーであるため、欧州組合流後の代表チームに残るためには是が非でもゴールを決めてアピールしたい。

また、今大会で一貫して挑戦している3バックシステムを日本戦でも採用するのかも注目点の一つだと報じている。

来年のFIFAワールドカップ(W杯)に向けて様々な引き出しを準備したいホン監督は、「プランAになるかもしれないし、プランBになるかもしれない。引き続き準備しなければならない部分」と説明した。

左右のウィングバックが攻撃的に出られるホン監督の3バックシステムは、中国戦で「それなりに高い完成度」を披露したが、今大会最大の難敵である日本を相手に同様の戦術が機能するかは分からない。

また、同メディアは今大会の日本について「海外組が抜けたが、基本的に組織力に優れる日本にはジャーメイン良や宮代大聖など得点力に優れた選手たちが陣取っている」と評価し、「(韓国は)隙のない準備が要求される」と伝えている。

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