J1のアルビレックス新潟は15日、柏レイソルからMF島村拓弥の期限付き移籍加入が決定したと発表した。7月15日からチームに合流する予定だという。
島村は1999年3月6日生まれの26歳。2017年に京都サンガF.C.でトップ昇格を果たすと、FC岐阜やブラジルのロンドリーナEC、セレッソ大阪へ期限付き移籍しながら成長。2021年に完全移籍したFC今治で活躍し、ロアッソ熊本を経て、2024年に柏へ加わった。
柏では井原正巳監督のもと、鋭いドリブルで28試合3ゴールを記録してJ1残留に貢献。しかし今季、新たにリカルド・ロドリゲス監督が就任し、チームが上位争いを繰り広げる一方で出場機会を失っていた。以下は新潟移籍を決断した島村のコメント。
アルビレックス新潟公式
「柏レイソルから加入することになりました、島村拓弥です。自分の力を全部出して、アルビレックス新潟がより上にいくために頑張ります!よろしくお願いします」
柏レイソル公式
「この半年間、チームの調子がいい中で、チームの力になれずに申し訳ない気持ちです。ですが、この経験を糧にして、次のチームでは試合に出て活躍し、選手としての価値を示したいと思います。頑張ってきます!」
J1で現在19位と降格圏に位置する新潟は、FW小見洋太(柏レイソル)、DF稲村隼翔(セルティック)、MF宮本英治(ファジアーノ岡山)、FW太田修介(湘南ベルマーレ)、MF秋山裕紀(海外)と主力クラスが相次いで移籍。
島村は、13日に期限付き移籍加入が発表されたジュビロ磐田MF植村洋斗に続く今夏2人目の補強となる。
島村の期限付き移籍期間は2025年7月15日から2026年1月31日まで。