バーミンガム・シティは13日、カラバオカップ(リーグカップ)1回戦でシェフィールド・ユナイテッドと対戦。日本代表FW古橋亨梧が待望の移籍後初ゴールを決めた。

英2部チャンピオンシップ勢同士の対戦となった一戦は、開始早々の5分、デマレイ・グレイのプレゼントパスを古橋が流し込んでバーミンガムが先制。

リーグ開幕戦のループシュートがファウルにより「幻のゴール」に終わっていた30歳のストライカーにとっては、公式戦2試合目での嬉しい初ゴールとなった。

ところが、古橋はこの試合、ゴール以外はミスを連発。相手GKと1対1になるも大きく枠を外してしまう場面もあった。

試合は、1-1の同点で迎えた87分、古橋と交代で57分から出場していた22歳のジェイ・スタンスフィールドが決勝弾。主力中心で臨んだバーミンガムがホームで辛うじて勝利を収め、2回戦進出を決めている。

バーミンガムの岩田智輝はフル出場。藤本寛也はベンチ入りしたものの出場はなかった。

この試合の古橋について、7点を付けた『Birmingham Live』はそのプレーを以下のように評している。

「前半に1得点を記録し、実際に誇張抜きで4点は取れていたかもしれない。開始5分でチャンスをものにしてネットを揺らしたが、それよりもさらに早く先制していてもおかしくなかった。その後、自ら仕掛けて前半のうちに1対1の場面を作り出したものの、フィニッシュを大きく外してしまった。

試合を通して終始執拗に攻め続け、ゴールに値するパフォーマンスだった」

ゴールという結果こそ残したものの、パフォーマンス自体はあまり芳しくなかった古橋。

バーミンガムは今週末の16日、同じ日本代表FW大橋祐紀を擁するブラックバーンとのアウェイゲームに臨む。

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