チェルシーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが、古巣ベンフィカへの復帰について口を開いた。
先月まで日本でオフを過ごした25歳の去就について、ポルトガルメディア『A BOLA』が7日に伝えている。
昨年8月にアトレティコ・マドリーからチェルシーへ完全移籍したフェリックスだが、ベンフィカ時代に見せた得点感覚は鳴りを潜めている。
今年2月にはミランへレンタル移籍。現在はイングランドに戻ったが、来季もチェルシーでプレーするかは不透明な状況だという。
ポルトガルの放送局『CMTV』の取材を受けたフェリックスは「ブルーノ・ラージが(ベンフィカの)監督であることは、私の決断において重要なポイントです」と話し、古巣復帰をにおわせた。
「彼は私のキャリアにとって重要な存在でしたし、ベンフィカ復帰を前向きに捉えています。多分、私が最も心が向いているのはそこでしょう。自分の家にいる必要があると感じていて、それがベンフィカを選ぶ理由の一つです。ベンフィカは私の家です。いつか必ず戻ります。それがいまなのか、数年後なのかなのかは分かりません。もしいま戻ることになればうれしいです」
ベンフィカはフェリックス獲得のため3000万ユーロ(約51億円)の移籍金を用意しているが、依然同選手がチェルシーで受け取っている400万ユーロ(約6億8000万円)が障害になっている。
くすぶるポルトガルの至宝は「頭の中にはいくつかの考えがあります。