リヴァプールで活躍する日本代表MF遠藤航。現地を訪れた浦和レッズ時代のチームメイトである槙野智章と対談を行い、『Abema』でその様子が公開された。

痛恨の敗退に終わったアジアカップ、そして、今後の日本代表の戦い方についてはこんな話をしていいた。

「戦術的なところでいえば、5-4-1で5バック気味にしたほうがよかったのかとか。あとは、(相手のパスの)出所にもっとプレッシャー行けばよかったとか。そこらへんはこれから日本代表が目指すサッカーでいうと、僕的にはもっと出所にプレッシャーに行きたいなみたいなイメージは持っているので。

前回のW杯が終わった時に主体的なサッカーをしたいっていう話を選手みんなはしていて、このアジアカップを経て、より主体的なサッカーを考えていかなきゃいけないきっかけにはなったと思うので、そこは意識はしたいですね。

とにかく、自分の意見をはっきりと周りの選手や監督スタッフに言いたいことは言わなきゃいけないだろうなと。

それはもうチームを良くするために。それをずっとやってきて、今はオプションを持って、トライしていく時期ではあったんですよね、アジアカップまでは。

でも結果が出なかったので、もっとやり方を絞ってこういうサッカーをした方がいいのかみたいな、たぶん、その段階だと思うので。これからはもうちょっと決まりごとがあるほうがいいのか。僕は確かにもっとあってもいいのかなっていう風に思うので、そこはこれから改善していきたいなと思ってるんですけどね」

「(最後の決断として森保一監督らスタッフからしっかりとした提示があれば、より選手たちもプレーしやすいということか)

そうですね、最終的に決めるのは監督っていうのは、選手たちには常に言っているので。意見を言うのはいいと、ただ、最終的に決めるのは監督なので。

その監督がこうって決めたら、しっかりとチーム全体としてその試合に挑もうよっていう話はしているんで。

(逆転負けした)イラン戦の後半は、当たり前ですけど、監督も迷いがありながら、選手交代や戦いをやっているので。

でも、迷いがあるっていうのはすごく良いことだと思っているので。それだけ戦術の幅、選手交代の幅が広がっているということだと思うので。あとは、その決断をチームとして、その都度やっていく」

アジアカップ敗退後に守田英正がチームとしての決め事を監督側から提示して欲しいという趣旨の発言をしていたが、遠藤もおおむね同意している模様。

そのうえで、監督が迷うような選手層の厚みが出てきたことはポジティブにとらえているようだ。