今季から内野航太郎と福田翔生が所属するデンマークの名門ブレンビー。
24歳の福田は、この夏にJ1湘南ベルマーレから加入した24歳のストライカーだ。
名門の東福岡高校から当時JFLのFC今治に加入すると、J3だったY.S.C.C.横浜でゴールを量産して、湘南に引き抜かれた苦労人でもある。
その福田は、8月31日に行われた強豪FCミッテュラン戦でデンマーク1部リーグ初ゴールを記録した。
後半36分に投入されると7分後に同点弾を叩き出す。一度はオフサイドと判定されるも得点は認められた。
現地紙『DR』は「途中出場のストライカー福田は、こぼれ球に素早く反応。外すことが不可能な距離から、日本人選手が同点弾をもたらした」と讃えていた。
ただ、ブレンビーは後半アディショナルタイムに2失点を喫して、1-3で敗戦。痛恨の公式戦3連敗となってしまった。
『TV2』によれば、DFラスムス・ラウリッセンは「サッカーは時に無慈悲だ。相手の方が試合の大部分で優れていたことは分かっているが、終盤にこれほど勢いがあった時に、1-3で負けるのは本当に辛い」とこぼしていたそう。
また、フレデリク・ビルク監督も、勝点1を獲得できなかったのは悔しいと述べていた。