かつて高原直泰、酒井高徳、伊藤達哉、奥川雅也もプレーしたドイツの名門ハンブルガーSV。
2017-18シーズンにクラブ史上初の2部降格となると、6シーズン連続でブンデスリーガ昇格を逃してきたが、ついに1部復帰を決めた。
そのハンブルガーSVは、先日、新シーズンに向けた新たなユニフォームを発表。
かつてハンブルガーSVでキャプテンも務めた元日本代表の酒井も着用モデルのひとりに抜擢されていた。
34歳になった酒井は、現在、J1ヴィッセル神戸に所属しており、このようなメッセージをSNSに綴っていた。
「実は今回ハンブルガーSVの新しいユニを着て撮影してもらいました。長い歴史のあるクラブを数々の選手達が良い時も悪い時も戦い繋げてくれて今がある。という趣旨の企画でとても光栄な事にお声掛けしてもらいました。
現役で神戸の選手でありながら他のチームのユニを着る事を神戸のファンでよく思わない方もいらっしゃるかもしれませんがご理解頂けると幸いです。
僕にとってはキャプテンとして一度は全てを賭けて戦ったチームから今もなお関わりを持ってくれてる事がとても光栄な事で意味のある事なんです。
こんな事書く必要があるのかと思いましたが、両クラブにリスペクトを持ってるので書きました!長文失礼しました」
ハンブルガーSVは、1919年創設の古豪で、ドイツでも屈指の歴史を持つクラブ(前身は1887年創設)。
クラブは「2025-26シーズンにブンデスリーガに復帰するこのホームユニフォームは、歴史と現代が融合したデザイン。過去の栄光を思い起こさせる一方で、未来への展望も表現している。このホームキットの物語は、昇格した現在のチームだけでなく、これまでクラブを支え、その唯一無二な歴史に貢献してきた人達によっても語られる」と説明している。酒井はその意図を組みとって欲しいと考えているようだ。