日本サッカー協会(JFA)は7日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国を戦う日本代表において、サンフレッチェ広島のMF田中聡を追加招集することになったと発表した。

田中は2002年8月13日生まれの22歳。

長野県長野市の出身で、AC長野パルセイロU-15を経て湘南ベルマーレU-18へ加入。2021年にトップ昇格を果たした。

技術と高いフィジカル能力を武器にボランチだけでなくDFとしてもプレーし、パリ五輪世代の代表に定着。ただ、2022年8月に期限付き移籍したベルギー1部コルトライクでの挑戦はわずか1年に終わった。

2023年夏に湘南へ復帰すると、昨季J1では33試合に出場し5ゴール。パリ五輪出場は逃したものの、中心選手としてチームのJ1残留に貢献し、シーズン終了後に広島へ完全移籍していた。

日本代表は、6日に京都サンガF.C.のMF川﨑颯太が、海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためチームを離脱。これを受けて今回のE-1選手権不参加が発表されていた。

今回、大会主催者である東アジアサッカー連盟(EAFF)との協議の結果、所属クラブ事情で不参加となった川﨑に代わる追加招集が認められた形となる。

追加招集された田中は「初めて日本代表に選んでいただき、すごくうれしく思います。チームに貢献できるよう精一杯戦います!応援をよろしくお願いします」とクラブ公式サイトで語っている。

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