今年1月、スコットランドの強豪セルティックを離れ、仏1部レンヌに移籍した日本代表FW古橋亨梧。

ただフランスの地では思うような活躍を残すことができず、現在は英2部バーミンガム・シティで再起を図っている。

古橋はセルティックで英雄的な存在だったが、その後、日本代表FW前田大然が新エースとして大活躍した事情もあり、同地では古橋を蔑む声も多かった。

一方、移籍から半年ほどが経過した現在は“再評価”が進みつつあるようだ。

現地メディア『67HAIL HAIL』は、そうした古橋再評価の声を取り上げている。

今回紹介されたのは、セルティックの長年のライバルであるレンジャーズのOBであるクリス・ボイドの声だ。

現役時代にスコットランド代表でも活躍したボイドは、「現代のサッカーでは誰もがボールに触りたがる」と解説。

レンジャーズの現エースであるナイジェリア代表FWシリル・デセルスと比較し、古橋の動きの良さを絶賛していた。

「レンジャーズやセルティックのストライカーについて、近年ではおそらくキョウゴがその点で最高だと私たちは見ている。試合に関与しすぎない。試合に積極的に関わる必要はない。前にいればチャンスがやってくるからね」

なお、同紙は古橋を「ラーション以来最強の男」と紹介。セルティックで歴史的な活躍を残し、FCバルセロナに移籍した歴史的レジェンドである元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーションに次ぐレジェンドだとしている。

セルティックの伝説はバーミンガムで輝きを取り戻すだろうか、今後に注目だ。

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