京都サンガF.C.は22日、ヴィッセル神戸よりMF齊藤未月が期限付き移籍にて加入することが決定したと発表した。契約期間は、2026年1月31日まで。
齊藤は1999年1月10日生まれの26歳。湘南ベルマーレと2016年5月にプロ契約を結び、翌2017シーズンにはJ2で早くも30試合に出場した。
当時の曺貴裁監督のもと“湘南スタイルの心臓”として成長。ただ、2020年から2021年にかけて期限付き移籍したロシア1部のルビン・カザンでは怪我やコロナ禍の影響などもあり出場機会を伸ばせなかった。
2022年、日本へ帰国しガンバ大阪へ期限付き移籍すると、翌2023年には神戸へ期限付き移籍。チームスタイルにフィットし活躍するも、8月の柏レイソル戦で左膝関節脱臼、左膝複合靱帯損傷などの大怪我を負っていた。
齊藤は2024年を全休し、迎えた2025年2月のFUJIFILM SUPER CUPで公式戦に復帰。今季リーグ戦ではここまで2試合に出場しており、今回、湘南時代の恩師である京都の曺監督のもとで再びプレーすることになった。
以下はJ1王者・神戸から京都への期限付き移籍を決断した齊藤のコメント。
京都サンガF.C.公式
「ヴィッセル神戸から加入することになりました。齊藤未月です。
このクラブを優勝させるために移籍を決断しましたし、多くの方が今まで自分のサッカー人生に関わってくれている中で、感謝を自分のプレーで体現できるように全力で毎日直向きに突き進んでいきます!
よろしくお願いします!!」
ヴィッセル神戸公式
「京都サンガF.C.に半年間の期限付き移籍をすることになりました。
まずは今シーズンヴィッセル神戸で復帰をすることができて本当によかったと思っています。多くのヴィッセルサポーターが願ってくれたおかげでまたピッチでプレーするチャンスをいただき、サッカーができています。
口癖のように言っていますが、齊藤未月という人間としても選手としてもまだまだこっからなんです!!
チームメイトやスタッフ、サポーターに支えられてプレーできていることを本当に感謝しながら、今はそれを体現できるように全力で闘ってきます!!」
J1で現在4位の京都での背番号は32番に決まった齊藤。なお、契約により、ヴィッセル神戸と対戦する全ての公式戦に出場することができない。