
8日に行われたUEFAネーションズリーグで、ポルトガル代表はスコットランド代表に2-1で勝利した。
決勝点を決めたのはクリスティアーノ・ロナウド。
先日のクロアチア戦で通算900得点を決めていたロナウドは、これが901点目のゴールに。試合が行われたベンフィカスタジアムは自国の英雄によるゴールで興奮に包まれた。
ただその後、後半アディショナルタイムには興奮したファンがピッチへ乱入し、ロナウドに近付こうとする場面も。

警備員が決死の横っ飛び!間一髪でロナウドのユニフォームを着用していた乱入者を取り押さえている。
このシーンは国際映像では他の選手に切り替えられており映らなかった。そのためこの写真だけを切り取ると警備員のファインプレーのようにも思えるが、実際には彼らはピッチへの乱入を許し、なおかつ一度は乱入者を捕まえられず転んでいたようだ。
これまでメッシやロナウドによる乱入した少年たちへの“神対応”が美談として語られてきた一方、ピッチへ乱入するファンは増え続けている。
今夏ドイツで開催されたEUROでは乱入者が相次ぎ、取り押さえようとした警備員が転倒してスペイン代表アルバロ・モラタと接触し、モラタが膝を負傷する事態も起きた。
関係者の間でも「理由は関係ない。乱入者は永久追放するべき」(元ドイツ代表ディトマール・ハマン)という厳しい処分を訴える声も強くなってきている。
なお、試合はこの騒動のあとすぐにホイッスルが鳴り終了している。