元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが、マンチェスター・ユナイテッド時代の「がっかりした」瞬間を明かした。
ユナイテッドで13年間プレーし、公式戦559試合253ゴールをあげたルーニー。
そんなレジェンドは、当時の同僚だったカルロス・テべスの退団にショックを受けたという。26日に『デイリー・メール』が伝えている。
元アルゼンチン代表のテベスは、2009-2010シーズンにマンチェスター・シティへ移籍。同じ町を拠点にするライバルチームへの移籍は大きな反響を呼んだ。
「カルロスはマンチェスター・ユナイテッドに残りたかったんだ。本当にショックだった。彼にはもっと長く滞在して一緒にプレーし続けてほしいと心から思っていた」
その後、テべスは2011-12シーズンにプレミアリーグのタイトルを獲得。公式戦148試合73得点を奪い、シティをさらなる強豪クラブへと押し上げた。
ルーニーは「当時のマンチェスター・シティはチーム作りと競争力強化に取り組んでいたが、彼がその大きな部分を担うだろうことは分かっていた。なぜなら、明らかに彼の能力がそうさせたからね。彼がそこに行ったとき、素晴らしい時間を過ごしたのを私たちは見てきたよね」と、テべスの移籍を振り返った。
ユナイテッドは2012-2013シーズンにタイトルを奪還するも、その後は遠ざかっている。
一方のシティは、その間に7度のリーグ優勝を達成するなど、世界トップのクラブへと成長を遂げている。