今月10日、J1リーグのアルビレックス新潟は12日に予定していたトップチームの練習公開を中止したことを発表した。
公式発表によれば、9日のトレーニング終了後に「トレーニングを回避している選手やリハビリをしている選手の個人名がインターネット上に投稿されるという事象」があったとのこと。
入江徹監督や選手たちからも多くのサポーターに練習を見てもらいたいという声があり、一般公開を継続していた。
公開にあたっては「選手の動向、チーム戦術など重要な情報の流出を防ぐため」に「SNSやブログ等への写真、動画、練習内容情報の掲載はすべて禁止とするお願い」を出していた。
しかし今回、それに反する事態となったことで一般公開を中止せざるを得なくなったようだ。
現在中盤戦を迎えているJ1リーグで19位と苦境に立たされている新潟は、今後の一試合一試合が降格・残留に直結する立場。
DF稲村隼翔やFW太田修介など多くの主力選手が移籍する中で、新たなチームの試みが外部に漏れることは断固として防ぐという姿勢だ。
なお公開中止は12日の練習に限られ、今後の練習については「見学方法などを継続的に検討し、公開練習を続けてまいりたいと考えている」とのこと。