ジャパネットHD、海外サッカーチームとの資本業務提携を発表!『BS10』での試合放送や「旅行事業との連携」も
ジャパネットHD、海外サッカーチームとの資本業務提携を発表!『BS10』での試合放送や「旅行事業との連携」も

株式会社ジャパネットホールディングスは22日、ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)との資本業務提携を締結し、同社とプラチナスポンサー契約を締結したと発表した。

ジャパネットホールディングスはこの提携により、2025年7月18日付でDMMグループよりSTVVの株式の一部を取得したという(株式譲渡は、ライセンス委員会の承認をもって正式に成立)。

2017年11月にDMMグループが経営権を取得して以降、遠藤航や冨安健洋など、数多くの日本人選手が欧州での“第一歩”を記してきたシント=トロイデン。今回提携に至った背景について、ジャパネットホールディングスはこのように綴っている。

「このたびの資本業務提携およびスポンサー契約は、STVVが掲げる『日本の若い力が欧州で挑戦し、世界を目指す』というビジョンに深く共感したことにより実現いたしました。

ジャパネットは、通信販売事業にとどまらず、スポーツ・地域創生事業をもう1つの柱とし、Jリーグクラブ「V・ファーレン長崎」やサッカースタジアムを中心にアリーナ・ホテル・商業施設・オフィスからなる複合施設「長崎スタジアムシティ」の経営を通じて、地域と共に歩むスポーツの力を信じ、事業展開をしてまいりました。

ベルギーの一流クラブであるSTVVのビジョンに賛同し、ともに歩んでいけることを、大変心強く、また光栄に感じております。

今後は、BS放送局『BS10』でのSTVVの試合や特別番組の放送により、日本国内での認知度向上に貢献するとともに、V・ファーレン長崎のクラブマネジメントのノウハウを活かして、クラブの成長と強化をさらに進めてまいります」

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以下は関係者のコメント。

シント=トロイデンVV CEO 立石敬之氏

「このたび、日本を代表する企業であるジャパネットホールディングス様と資本業務提携およびスポンサー契約を締結できたことを大変光栄に思います。多岐にわたる分野で新たな価値創造に取り組まれてきた同社とご一緒できることは、私たちにとって大きな励みであり、クラブとしても新たなステージへ進む大きな力になります。また、BS放送を通じたSTVVの発信により、日本のファンの皆様により身近にクラブを感じていただけることを楽しみにしております。

今回で4社目の出資企業を迎え、クラブはこれまで以上に多様な視点と力を結集できる体制となりました。オールジャパンで一丸となり、STVVが日本サッカーの未来につながる存在となれるよう、これからも努力を重ねてまいります」

株式会社ジャパネットホールディングス 代表取締役社長 兼 CEO 高田旭人氏

「この度、ベルギーの一流クラブであるシント=トロイデンVV様と様々な取り組みを実現していく体制を築けることを大変嬉しく思います。当社のグループであるV・ファーレン長崎との間で、選手の育成・強化、そして営業面での連携を深めていくことで、両クラブの価値向上につながると確信しています。

また、将来的には、選手が安心して欧州で活躍できる環境を整え、日本のサッカー界全体の発展にも貢献していきたいです。

さらに、ジャパネットが運営するBS放送局『BS10』での試合放送や、旅行事業との連携を通じて、日本全国の皆様へより広くスポーツの楽しみと感動を届けたいと考えています」

ジャパネットHD、海外サッカーチームとの資本業務提携を発表!『BS10』での試合放送や「旅行事業との連携」も
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V・ファーレン長崎から今夏加入の24歳MF松澤海斗

シント=トロイデンは2025-26シーズン、トップチームの選手が着用するユニフォーム(鎖骨)にジャパネットのロゴを掲出する。

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