5日、英2部バーミンガムは、レンヌから古橋亨梧を獲得し、2028年夏までの3年契約を結んだと発表した。

30歳の日本代表FWは今年1月にセルティックからフランス1部レンヌに移籍したものの、6試合で0ゴールに終わり、構想外の危機にあるされていた。

「ここにいられて本当に嬉しいです。皆さんと一緒に働くことを楽しみにしています。

ビッグゲームではより熱くなりますが、ゴールを決めるのはチームメイトのおかげなので、そのことに感謝しています。ここでも同じことを成し遂げたいし、自分のゴールでみなさんを幸せにできることを願っています。

セルティック時代には多くのタイトルを獲得したいい思い出があり、3年半から4年間は素晴らしい時間でした。多くのファンが今でも挨拶してくれるので、本当に幸運だったと感じています。しかしここは新しい場所なので、ここで精一杯頑張りたいと思います。

チームを助けるためにここに来ました。ピッチ上でできることを表現したいです。多くは語りませんが、プレミアリーグ昇格の可能性があります。みんなでその目標を目指し、9ヶ月後に達成の喜びを共有できたら素晴らしいですね」

岩田智輝も所属するバーミンガムは昨季英3部で圧倒的強さで優勝。当時から2部レベルの戦力を有していたが、世界最高峰のプレミアリーグ昇格に向けて古橋を真っ先に獲得することになった。

バーミンガムはポルトガル1部ジウ・ヴィセンテを退団した藤本寛也の獲得も狙っている(横山歩夢はヘンクへ完全移籍)。

なお、レンヌも古橋の移籍を発表しているが、かなり素っ気ないものだった。ただ、移籍金はかなりの額を回収できるようだ。

レンヌはセルティックに1000万ポンド(19.6億円)を支払っていたが、仏紙『L'Équipe』はこう伝えている。

「古橋のブルターニュでの時間は、忘れ去られることになるだろう。この日本人ストライカーはレンヌでなかなか定着できず、最終的にわずか5ヶ月しかプレーしなかったからだ。

しかし、レンヌはこの移籍によって損失を被ることはなかった。レンヌへの移籍金は900万ユーロ(15.3億円)強。それに100万ユーロ(1.7億円)未満のボーナスが加算される」

レンヌはバーミンガムから最大で1000万ユーロ(17億円)の移籍金を得ることができるとのこと。

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