デンマークの名門ブレンビーでプレーする鈴木唯人。

日本代表経験もある23歳は、11日のノアシェラン戦で今季11点目となるゴールを決めた(全コンペティションでは12得点目)。

後半24分、ノア・ナルティの絶妙なノールックパスを受けると冷静にシュートを叩き込んだ。

19歳のノルティは足裏を使った巧みなプレーで見事にアシストしたのだが、その2分後に2枚目のイエローカードを貰って退場。ボールを蹴り飛ばした行為が審判の判定に対する抗議ととられてしまった。

これで数的不利となったブレンビーは終了間際に失点し、2-2の引き分けに終わっている。天国から地獄となったノルティは現地で戦犯扱いに。

『Tipsbladet』は「最も批判されるべきはノルティだろう。愚かなレッドカードを受け、チームを困難な状況に陥れた。才能ある彼は素晴らしいシーズンを送ってきたが、ここでは経験不足を露呈。これほど重要な試合でこんなことがあってはならない。チームメイトたちはその愚かな行為に激怒しているはず」、『BT』も「デンマークの彗星が豚に変身、『全く許しがたい』。あのレッドカードは絶対に許されない行為」と批判していた。

ブレンビーは上位6チームによるプレーオフで現在4位。

残り2試合で3位に入れなければ、来季の欧州コンペティション出場を逃すことになる。

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