「この日は、司会の三宅正治アナ、西山喜久恵アナに加え、加藤、仲本工事、そして高木というザ・ドリフターズのメンバー、さらには研ナオコ、いしのようこといった、“志村コント”でおなじみの面々が集合。加藤は冒頭、志村さんの死去に『あまりにも早かった。多分本人も分かってない、死んだことを』と言及。また、高木が話すと、『久しぶりに声聞いたな!』とツッコミを入れるなど終始、スタジオを回していました」(芸能ライター)
ちなみに、この4月1日と言うのは、46年前の1974年、くしくも志村さんが荒井注さんと入れ替わる形でドリフに正式に加入した日だと明かされていたが、その軌跡を辿るように、『ドリフ大爆笑』『志村けんのバカ殿様』『志村けんのだいじょうぶだぁ』から選ばれた珠玉のコントがオンエア。目立ちたがり屋の大部屋俳優を演じる加藤茶との掛け合いが楽しい「階段落ち」や、研ナオコが独特のイントネーションで話す「生卵」「赤マムシ」という言葉は、いずれもトレンド入りするほど話題沸騰。
「そして、加藤が最後に読んだ弔辞も愛情あふれる名文でした。
だがエンディング、それまでほとんど喋らなかった高木が、「俺、もう決めたの。決めました」と切り出し、「志村は死なない。ずっと生きてる」と語り、番組は終了した。