11月16日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、テレビ業界のドラマ撮影の現場でのコンプライアンス強化の実態が、出演者から明かされた。

 番組では、ものまねタレントのコロッケが、小指に鼻を突っ込む野口五郎のモノマネが「真似をされたら問題になる」といった理由から、コンプライアンス的にできなくなっているトピックが取り上げられた。
これには、遠野なぎこは「そんなこと言ったら何も出来ない」と困惑気味。そこから、ドラマ撮影の現場のコンプラ事情の話題となった。

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 遠野は「今、少し緩和されてると思うんですけど、一時期2時間ドラマとか血の量が異常に減らされてしまって。グサッて刺されてもこの辺がぷくっと赤くなるだけ」と殺人シーンなどで血が吹き出す場面などが無くなったと告白した。さらに、「タバコを吸うシーンもすごく減らされてしまったりとか」とも話していた。遠野はこうした現状には「教育上よくない。
ゲーム感覚ですよね」「本当に(人を)殺したら血しぶきで壁が真っ赤になってというのを(子どもには)見せないと」と憂いていた。

 また、橋本マナミは最近の仕事として、「濡れ場をやるドラマを入れていたんですけど。そこも規制が過激になってきて、取りあえず撮るけどほとんどカットでした。放送は」と濡れ場に挑んだものの、ほとんどのシーンが放送されなかった実態を暴露した。さらに、「もうセクシーに見える感じでなくて、ポップに見える感じに編集で変えたりとか。結構その辺は大変そうでしたね」とも話していた。
実際に撮影はしたものの、編集レベルでNGとなってしまったのかもしれない。

 これには、ネット上で「いろいろ面倒くさい世の中になってきているな」「殺人はあってもいいと思うけど、タバコシーンはもう無くなってもいいと思う」「カットされてた、まなみんの濡れ場気になる」といった声が聞かれた。