卓球男子シングルス世界ランキング2位の中国の樊振東(ファン・ジェンドン)は25日、自身の微博(ウェイボー)を更新し、自身の身分証番号がインターネット上に悪意をもってさらされたことを明らかにした。
樊は、自身の身分証番号が「一部の犯罪者によってネット上で悪意をもって伝播され、公民のプライバシー権と名誉権をひどく侵害された。
そして「法を知りながらわざと法を犯すことを続けるなら、帰国後に証拠を集めて警察に通報する」とし、「法の網の目は一見粗いようだが、決して悪を見過ごすことはない」ことをしっかりと心に刻んでほしいと求めた。
樊は、21年東京五輪の男子団体で金メダル、男子シングルスで銀メダルを獲得するなど中国のエースとして活躍。国際卓球連盟(ITTF)の男子シングルス世界ランキングでは、23年10月24日から1位を維持していたが、今月19日に、シンガポールスマッシュ2024で優勝した中国の王楚欽(ワン・チューチン)に抜かれ2位に陥落した。
樊はシンガポールスマッシュ2024の男子シングルスで当時世界ランク18位の中国の林詩棟(リン・シードン)と対戦し、1-3(6-11/2-11/11-9/6-11)で敗れ、ベスト32で敗退した。