北京人型ロボット・イノベーション・センターは27日、北京経済開発区で世界初の「走れる」完全電気駆動フルサイズ人型ロボットの「天工」を発表しました。「天工」は、時速6キロで安定して走ることができます。

「天工」は身長163センチで、軽量化されており体重は43キロです。毎秒550兆回の操作演算力、高精度の慣性計測装置(IMU)、3Dイメージセンサーをはじめとする多くのイメージセンサーを搭載しており、基本的な運動制御問題はすでに解決しています。また、身体性人工知能(エンボディドAI)の応用や研究開発に最適なロボットとされます。「天工」はさらに、高精度の6軸力センサーを搭載したことで、わずかな力の変化を精確にフィードバックできます。

紹介によると、「天工」は世界で初めて人のように走ることを実現した完全電気駆動フルサイズ人型ロボットであるほか、複雑な環境への適応力も高く、より速く、より人らしい歩行および走行ができます。(提供/CRI)