中国がこのほど行った査証(ビザ)に関する調整措置が広く注目を集めている。中国国家移民管理局によると、中国入国のためのビザ免除措置が全面的に拡大され、同措置を適用されて入国した外国人の滞在時間がこれまでの144時間から240時間へと大幅に延長された。

この措置はただちに海外で大きな反響を呼び、特にショート動画プラットフォーム「TikTok」で話題になった。同措置は54カ国の国民が対象で、多くのTikTokユーザーからビザ免除措置の適用を受けて中国に行くにはどうしたらよいかとの質問が相次いでいる。

東南アジアの「@Naj」さんとカナダの「@Mona」さんはコメント欄に「自分の所在国がビザ免除対象国かどうか教えて」と書き込んだ。南アフリカのユーザーは「自分の国は『落選』で残念」とコメントした。

ビザ措置の調整前、TikTokでは「China Travel(中国旅行)」が注目の話題だった。統計によると、TikTokの「China Travel」のスレッドには9万本近いショート動画が投稿され、総再生回数は10億回に迫った。動画では、たくさんの外国人旅行者が中国をじっくり旅行した時の素晴らしい経験を他のユーザーと共有している。

滞在時間が144時間から240時間に、TikTokでも「中国旅行」が話題に―中国メディア

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世界中を旅する外国人女性のEliseさんは5月に中国を訪れ、目的地を湖南省長沙市に設定した。「超クールな旅のパートナーと知り合い、絶賛のグルメをいろいろ味わい、言葉で言い尽くせないほど素晴らしい景色もたくさん見た」と中国旅行の忘れられない思い出を語った。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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