2024年12月25日、韓国・ソウル経済は「韓国国内最大の観光地である済州島への旅行客が急減している」とし、「世界一忙しい国内線と呼ばれる金浦(ソウル)~済州路線の地位が揺らいでいる」と伝えた。
記事によると、11月の金浦~済州路線の利用客は約59万人で前年同期比6.1%減少した。
一方、海外旅行は増加傾向にある。10~11月の海外旅行客は1518万7813人で過去最高を記録。コロナ禍前の最高記録だった19年10~12月期(1431万5670人)より6.1%増え、夏のハイシーズンである7~8月(1563万8977人)と比べても大差はなかったという。
特に日本行きの需要が爆発的に増えた。11月の日本への旅行客は222万9162人で済州島訪問客(104万2822人)の2倍以上だった。中国への旅行客も106万5281人を記録し、済州島訪問客を上回ったという。
観光業界は、済州島訪問客減少の主な原因として「物価高」を挙げ、「コロナ禍後に済州島の物価が高騰し、日本や東南アジアなど短距離の海外を旅行する方がむしろ経済的だとの認識が広がった」と分析している。
ある業界関係者は「済州島が観光競争力を回復するには物価の安定とサービスの質改善が求められる」とし、「特に宿泊、飲食など基本的な観光インフラの価格競争力の確保が重要だ」と指摘したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「済州島は異常な島になってしまった。まず第一に国籍が不明。